この記事ではAXIORYの口座休眠/凍結ルール・口座維持手数料を解説していきます。
AXIORYの口座休眠/凍結ルールは、AXIORY「取引→休眠口座と凍結口座」で確認できます。
AXIORYの口座休眠:1年以上取引なし
AXIORYではリアル口座で入出金・資金移動・FX取引を1年以上行っていなければ、口座休眠状態になり、月5ドルの口座維持手数料を徴収されます。
AXIORYは数年前までは口座を完全放置しても問題なかったのですが、2023年の6月あたりから口座放置ペナルティが厳しくなりました。おそらくマネーロンダリング対策・サーバー負担軽減のためでしょう。
口座休眠状態は、入出金・資金移動・FX取引のいずれかを行えば自動的に解除されます。
口座休眠/凍結ルールは、AXIORY「取引→休眠口座と凍結口座」で確認できます。
AXIORYの口座凍結:残高ゼロで3ヶ月以上放置
AXIORYでは取引口座を残高ゼロのまま3ヶ月以上放置すると、口座凍結状態になります。
口座凍結(アカウント休眠)になると、取引口座を全て削除された上で、会員ページの一部の機能も使えなくなります。
- 入出金
- 資金移動
- 追加口座開設(デモ口座含む)
アカウント休眠の解除方法は、会員ページ(MyAxiory)で現住所確認書類(発行6ヶ月以内)を提出すること。会員情報が古い場合、サポートデスクから追加で資産状況などを聞かれることもあります。
AXIORYでは口座凍結の1ヵ月前には通知メールが届きます。まだAXIORYの口座を使う予定があるなら、入出金・資金移動・FX取引などをして口座のアクティブ状態を維持しましょう。
なおAXIORYでは「口座凍結=口座削除」なので、口座を復活させる方法はありません。取引を開始したいなら、会員ページ(MyAxiory)で追加口座を作りましょう。(XMと違って新規アカウント登録は不要)
口座休眠/凍結ルールは、AXIORY「取引→休眠口座と凍結口座」で確認できます。
AXIORYの口座維持手数料:月5ドル
AXIORYで口座休眠になると、毎月5ドルの口座維持手数料を徴収されます。日本円・ユーロ口座の場合、手数料は5ドルに相当する金額になります。
口座維持手数料は、AXIORY「取引→休眠口座と凍結口座」で確認できます。
AXIORYで口座休眠・口座凍結・口座維持手数料を回避する方法
方法1:年1回だけ最小ロット(0.01ロット)で取引する
1つ目の方法は、年1回だけ最小ロットの0.01ロットで取引すること。0.01ロット取引してすぐにポジションを決済すれば、損失は100円ほどに抑えられます。
AXIORYのロット仕様は、AXIORY「口座→口座タイプ」で確認できます。
方法2:追加口座を開設し、年1回に資金移動する
2つ目の方法は、追加口座を開設して、年1回だけ資金移動すること。
取引口座を2つ以上保有する必要はありますが、FXプラットフォーム(MT4/MT5/cTrader)にログインすることなく口座のアクティブ状態を維持できます。
AXIORY 資金移動の仕様は、AXIORY「FAQ→資金移動」で確認できます。
方法3:EA自動売買をする
3つ目の方法は、EA自動売買をすること。
ただEA自動売買をするには月額3,000円ほどのVPS(仮想専用サーバー)を契約する必要があり、口座維持のためだけにEA運用するのは割に合わないです。
EA運用に必要なソフトウェア版MT4は、AXIORY「MT4」でダウンロードできます。
方法4:スワップアービトラージ
4つ目の方法は、スワップアービトラージをすること。
海外FXブローカーではポジションの保有期間も取引日数としてカウントされます。スワップアービトラージで両建てポジションを保有したままにしておくことで、為替リスクを無視しつつ口座のアクティブ状態を維持できます。
口座維持を目的とするなら最小の0.01ロットで両建てすればいいですし、本格的にアービトラージ取引をするなら、運用ロットを徐々に増やしてもいいでしょう。
なおスワップアービトラージでは2つの口座で両建て取引をする必要があります。プラススワップ側はAXIORYを、マイナススワップ側はXM KIWAMI口座を使いましょう。KIWAMI口座はスワップフリーを提供しており、マイナススワップのコストを節約できます。
スワップアービトラージの通貨ペアは、USDJPYあたりが無難です。プラススワップの高いトルコリラ、南アフリカランド、ロシアルーブルだとKIWAMI口座のスワップフリーに対応していません。
AXIORYのスワップポイントは、AXIORY「FX通貨ペア一覧」で確認できます。