この記事ではAXIORYでのEA自動売買の始め方・おすすめEAを解説していきます。
EA運用に必要なソフトウェア版MT4は、AXIORY「MT4」でダウンロードできます。
AXIORY EA自動売買の始め方
手順1:AXIORYでMT4口座を開設する
AXIORYでEA自動売買を始めるには、AXIORYのアカウントとMT4口座が必要です。まだアカウントを持っていないなら、AXIORYの個人口座開設ページでアカウント登録しましょう。
すでにAXIORYのアカウントを持っているなら、会員ページ(MyAxiory)で追加口座開設できます。
EAの運用口座については、資金50万円以下でマーチンゲールEAをハイリスク運用するならマックス口座、それ以外なら取引コストの低いナノ口座がおすすめです。
FXプラットフォームはMT4を選びましょう。MT5とcTraderはEAの種類が少なく、トレードロジックの選択肢が限られるからです。
手順2:VPS(仮想専用サーバー)にログインする
AXIORYでMT4口座を開設したら、次はVPSにログインします。
VPS(仮想専用サーバー)は、オンラインで月額レンタルできるパソコン環境(WindowsOS)のこと。24時間EAを稼働し続けるなら必須のサービスです。またVPSを契約していない方は契約しましょう。
VPSのログイン方法は、デバイス・OSごとに異なります。
お使いのデバイスがWindowsOSの場合は、そのままWindowsメニューから接続します。
スマホ・タブレット・macOSの場合は、App Store・Google playからリモートデスクトップアプリをダウンロードして、アプリ経由でVPSに接続します。
利用するアプリは「Microsoft Remote Desktop」がおすすめ。マイクロソフト純正なので動作が安定しやすいです。
iOS版アプリのダウンロードはこちら。
Android版アプリのダウンロードはこちら。
macOS版アプリのダウンロードはこちら。
VPSにログインするには以下の3つの情報が必要です。
- ユーザ名
- IPアドレス
- ログインパスワード
これらの情報はVPS契約後に送られてくるメール、あるいはVPS業者の会員ページで確認できます。
手順3:VPS内部からMT4口座にログインする
VPSにログインしたら、AXIORYのMT4ページでデスクトップ版MT4をダウンロードします。
MT4口座のログインに必要な情報はこちら。
- 口座番号
- ログインパスワード
- サーバー情報
これらの情報はAXIORYで口座開設後に送られてくるメールに記載されています。
忘れてしまった場合はメールボックスで再確認しましょう。うっかり削除してしまった場合は、AXIORYのサポートデスクに問い合わせて対応してもらいます。
手順4:「ナビゲーター」ウィンドウからEAをチャートに設定する
MT4口座のログインに成功したら、EAをチャートに設定します。
稼働できるEAはデスクトップ版MT4の「ナビゲーター」ウインドウに表示されているので、任意のEAをダブルクリックあるいはチャートにドラッグします。
EAが「ナビゲーター」ウインドウに表示されていない場合は、それぞれ以下の方法でインストールします。
- MQL5のEA:MT4でMQL5アカウントにログイン→「ターミナル→マーケット」からインストール
- GogoJungleのEA:GogoJungleのEA設定方法を参照
- LET’S REALのEA:LET’S REALのEA設定方法を参照
- ソースコードのEA(Grid Free・Gotobi Freeなど):メタエディターからコンパイル
EAをチャートに設定した後、 チャート右上に「ニコちゃんマーク」が表示されていればEAは正常に稼働していることになります。
ニコちゃんマークが困った顔をしている場合はEAが正常に稼働していないため、以下の記事でトラブルシューティングしましょう。
AXIORYのおすすめEA
Grid EA Pro(無料)
無料で優秀なEAが欲しいなら、MQL5の無料EA「Grid EA Pro」がおすすめ。MQL5の無料EAなので、MQL5アカウントがあれば誰でも無料ダウンロードできます。
トレードロジックは、グリッドトレード+マーチンゲール(ロット倍率は1.1倍)。オーバーラップやトレーリングストップでの決済も可能で、長期トレンドに逆行してもロスカットされにくいです。
クラック版Waka Waka EA(無料)
AXIORYのマックス口座でEA運用するなら、クラック版 Waka Waka EAがおすすめ。
Waka Waka EAはMQL5マーケットで販売されている高額EAです。普通に購入すると2,000ドル以上かかりますが、クラック版なら無料で使えます。(MQL5正規版リンク)
過去5年以上のフォワード運用で破綻せずに安定した利益を出し続けており、収益性・リスク耐性はトップクラスです。(ただし2024年5月に70%のドローダウンを出している)
MQL5シグナルのフォワード成績はこちら。
Myfxbookのフォワード成績はこちら。
トレードロジックは、オセアニア系通貨ペア(AUDCAD・NZDCAD・AUDNAD)によるグリッド・マーチンゲールですね。グリッド間隔は15-30pips、ロット増加率は1.5倍、利確は加重pips平均で10pipsとなります。
MQL5の製品版は2,400ドルと非常に高いですが、クラック版なら無料・口座縛りなしで使うことができます。
クラックEAは市販のダウンロードEAと同じように設定します。WebブラウザからEAファイルをダウンロードして、それをMT4で展開しましょう。
THE AUDCAD タイプB(30,000円)
AXIORYのナノ口座で単一ポジションEAを運用するなら、GogoJungleの有料EA「THE AUDCAD タイプB」がおすすめ。
ボラティリティの低いFX通貨ペア「AUDCAD」にてオーバーシュート直後に逆張りエントリーします。単一ポジションなので証拠金維持率が圧迫されにくく、高ロットで運用しても破綻リスクは低いです。
このEAはGogoJungleというEA販売プラットフォームで購入できます。販売価格が3万円とやや高めなので、数ヶ月で購入費用を回収するためにも資金100万円以上で運用した方がいいです。
AXIORY EA自動売買の注意点
ゴールドマーチンEAと相性が悪い(銘柄レバレッジ100倍)
AXIORYはゴールドのマーチンゲールEAとの相性が悪いです。
ゴールド(XAUUSD)の銘柄レバレッジが100倍と低めなため、含み損の大きくなりやすいマーチンゲールEAだとロスカットされやすくなります。
FXのレバレッジには「取引口座レバレッジ」と「銘柄レバレッジ」の2種類があり、低い方が優先されます。例えば取引口座レバレッジが400倍でも、銘柄レバレッジが100倍なら、レバレッジ100倍が適用されます。
ゴールドのマーチンゲールEAを運用するなら、AXIORYよりもXMの方がおすすめ。こちらはゴールドの銘柄レバレッジが1000倍なので、ハイリスクトレードがしやすいです。
AXIORYのゴールドレバレッジは、AXIORY「貴金属CFD」で確認できます。