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海外FXスワップアービトラージのやり方・始め方

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海外FX初心者のトレード手法は、スワップアービトラージがおすすめ。ポジションを両建てして放置するだけでスワップ収益を稼ぐことができます。細かいチャート分析も必要ありません。

この記事ではスワップアービトラージのやり方を解説していきます。

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目次

スワップアービトラージの基礎知識

その1:リスクリワードが非常に高い

スワップアービトラージの最大のメリットは、リスクリワードか非常に潰れていること。目安としては月利1%-3%、最大ドローダウンは0.1%でしょうか。

それに対して裁量トレードだと最大ドローダウンは30%-100%になりますし、EA自動売買も低リスク運用でも最大ドローダウンは5%-10%になります。

リスクリワードが高ければ高いほど、少ないリスクで大きなリターンが狙えます。資金10万円で安定して月1,000円稼げる手法なら、それを100倍にして資金1,000万円にすれば月10万円稼げる計算になります。

レイテンシーアービトラージ・ボーナスアービトラージよりリスクリワードは劣りますが、スワップアービトラージはポジションを両建てして放置するだけなのでFX初心者でも再現しやすいです。

海外FXで安定して稼ぐコツは、リスクリワードの高い手法を採用すること。スワップアービトラージは数ある手法の中でもトップクラスにリスクリワードが優れています。

スワップアービトラージ(キャリートレード)は機関投資家やヘッジファンドも採用している。数兆円のポジションを保有し、数億円のスワップ収益を稼ぐなど。

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その2:ブローカーから嫌がらせされにくい

スワップアービトラージの2つ目の利点は、ブローカーから嫌がらせされにくいこと。

海外FXブローカーのほとんどがB-bookで、顧客(トレーダー)と利益相反の関係にあります。顧客が期待値の高いトレードを続けているとブローカー側は資金枯渇のリスクが高くなるため、VDPなどで嫌がらせをすることが多いです。

VDPとはトレーダーにマイナススリッページ(非対称スリッページ)・約定遅延を引き起こすツールのこと。ほとんどのB-bookブローカーで採用されています。(そうしないとアービトラージ取引の餌食になるため)

レイテンシーアービトラージ・超高速売買で荒稼ぎしていると、早い段階でVDPを適用され稼げないよう対策されてしまいます。(-0.5pips以上滑ると採算が取れなくなる)

また資金力に劣るB-bookブローカーだとスイング・デイ・アノマリートレードなど普通のトレードで利益を出しているトレーダーにもVDPを適用することがあります。

資金に余裕のないブローカーだと、VDPではなく出金拒否・利益没収・口座凍結など強制的に追い出すこともある。

2025年現在、海外FXは下火になりつつあり、ある程度有名なブローカーでも出金トラブルが発生しやすくなっています。

その点でスワップアービトラージは取引回数が1回だけで、利幅1.0pipsを超高速で稼ぐような手法ではないので、VDPを適用されるリスクは低いです。

レイテンシーアービトラージ・ボーナスアービトラージ・超高速売買・バットティック逆張りなどは期待値が高すぎるためVDPを適用されたり、口座凍結になるリスクが高いです。

初心者はこういったリスクの低いスワップアービトラージで確実に利益を出すところから始めましょう。

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その3:保有ロットは分散させること(5.0ロット*1ポジより0.1ロット*50ポジ)

スワップアービトラージではロットはポジションごとに分散させておきましょう。例えば5.0ロット/1ポジションよりも、0.1ロット/50ポジションの方が目立ちにくくなります。

5.0ロットポジションを1つだけ1週間以上保有していると、スワップアービトラージの疑いを受けてしまいます。それに対して0.1ロットポジションの大量保有だと普通のナンピン・ピラミッディングトレードにしか見えないためVDPを適用されにくくなります。

さらに利益率を高めたいなら、追加口座で取引を分散させるのもおすすめ。1口座で高い利益率を出しているとブローカーから目をつけられやすくなりますが、10口座で利益率低めに稼いでいるだけなら検出リスクを抑えられます。複数口座の同時取引にはコピートレードツールを使います。

B-bookの海外FXブローカーは勝ちすぎるトレーダーを追い出すために常にトレードを監視しています。ただすべてのトレーダーを細かに監視しているのではなく、利益率・運用ロット・取引回数が一定以上のトレーダーにVDPを適用しているケースが多いです。

VDPを適用された口座は収益期待値が大きく下がるので使わないこと。新しい取引口座・アカウントでトレードを再開したほうがいい。

ブローカーのVDP適用を避けたいなら、運用ロットごとにポジションを分割させたり、追加口座+コピートレードツールで取引を並列化しましょう。

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その4:海外FXのレバレッジ制限に引っかかりやすい

スワップアービトラージは300万円から1,000万円以上の資金で運用するため、海外FXの有効証拠金レバレッジ制限に引っかかりやすいです。

例えばXMだと有効証拠金が合計40,000ドルを超えると、最大レバレッジが1000倍から500倍に制限されます。

運用口座レバレッジ制限になる有効証拠金レバレッジ制限
XM KIWAMI口座40,000ドル(円換算はこちら1000倍→500倍
AXIORY ナノ口座1,400万円400倍→300倍
Tradeview cTrader口座1,000万円400倍→100倍

有効証拠金レバレッジ制限があるのはブローカーの資金枯渇を防ぐためです。

例えば1億円入金してその資金を10億円に増やしたとしても、ブローカーに資金がなければ出金できません。むしろ不正取引などの難癖をつけて出金拒否・利益没収してくる可能性の方が高いです。

エキゾチック通貨ペアも指標アービトラージなどで大きな利益を狙うことができるため、大きなロットが打てないようレバレッジ50-100倍になっていることも多いです。

銘柄ごとのレバレッジ制限XM:エキゾチック通貨ペアは50-100倍
AXIORY:ゴールドは100倍

メジャーFX通貨ペアでも重要な経済指標の前後だとレバレッジが一時的に制限されることがあります。これも顧客の資金保護は名目で、指標アービトラージで莫大な利益を得させないようにするためと考えていいです。

期待値の高いトレードで大きなロットを保有する前には、ブローカーのレバレッジ制限を把握しておきましょう。

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その5:カウンターパーティリスクが高い

スワップアービトラージの最大のデメリットは、カウンターパーティーリスクが高いこと。

100万円以上の資金を海外FXブローカーに預けたままにするため、資金枯渇などでブローカーが破綻すると入金額分を全額損してしまいます。

カウンターパーティーリスク:取引相手(金融機関)が破綻して、契約を履行できなくなるリスクのこと。

スワップアービトラージの運用ブローカーは、運営歴5年から10年以上の老舗を選びましょう。

海外FXブローカー名称設立年2024年までの運営期間
XM2009年15年
AXIORY2011年13年
Tradeview2004年20年
TitanFX2014年10年
Exness2008年16年
IC markets2007年17年
FXGT2019年5年

逆に設立5年以内のブローカーはアービトラージ利用者を追い出すのが下手なので、資金枯渇からの出金拒否・利益没収を連発しやすいです。こうしたブローカーに100万円以上入金すべきではありません。

海外FXが出金拒否・利益没収する原因の大半は、ブローカー側の資金枯渇です。設立したばかりの海外FXブローカーは入金ボーナスを餌に集客するため、ボーナスアービトラージで稼ぎ切って最速で逃げ切るのが最適解となります。

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その6:スワップフリー剥奪・スワップ改悪のリスクがある

海外FXにてスワップアービトラージで荒稼ぎしていると、スワップフリー口座からスワップフリーを剥奪されたり、プラススワップ側のブローカーからスワップポイントを改悪されることがあります。

海外FXブローカーの収益源はトレーダーの支払うスプレッド・取引手数料ですが、取引をしないスワップアービトラージだとこれらを稼げないからです。表向きはアービトラージ取引・不正取引に対する警告ですが、本音は収益に貢献しないトレーダーを追い出すためと考えていいです。

スワップアービトラージの要はXM KIWAMI口座のスワップフリーにあります。スワップフリーが使えないとマイナススワップのコストを節約できなくなり、スワップアービトラージで稼げなくなってしまいます。

スワップフリー剥奪対策としては以下の方法が有効です。

  • ロットをポジションごとに分散させる(0.1ロット*50ポジションなど)
  • カモフラージュ取引を入れる(ナンピン・マーチンの両建てなど)
  • ボーナスアービトラージと併用する(XMで負けて、他のブローカーで勝つ)

なおXMでスワップフリーが剥奪される場合、剥奪の前日に警告メールが届きます。メールボックスはこまめに確認したほうがいいでしょう。

XMはまだ良心的な方で、資金に余力がないB-bookブローカーだと水曜日のスワップ3倍デーのロールオーバー直前に警告なしでスワップフリーを取り消してくることもあります。

海外FXブローカーのスワップフリーは強力な武器ですが、それはブローカーがマイナススワップのコストを負担しているからです。

B-bookブローカーは稼げないトレーダーには甘いですが、アービトラージトレーダーには厳しいです。安定して稼ぎたいなら、稼げないトレーダーのフリをしましょう。

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スワップアービトラージのおすすめ設定

運用通貨ペア:USDCHF

スワップアービトラージの通貨ペアは、USDCHF(ドル/スイスブラン)がおすすめ。AXIORYでのプラススワップが8.0ポイント(0.8pips)と高めで、スワップ収益を稼ぎやすいです。

スワップポイントはFXプラットフォーム(MT4/MT5/cTrader)から口座ログインして確認すること。(ウェブサイトは情報が古いことがある)

またUSDCHFはXM KIWAMI口座のスワップフリー対象銘柄です。これがトルコリラ・南アフリカランド、大部分のCFD銘柄だとKIWAMI口座のスワップフリーが使えません。

極口座スワップフリー対象銘柄一覧

USDJPY#, EURJPY#, GBPJPY#, AUDJPY#, NZDJPY#, CADJPY#, CHFJPY#, EURUSD#, GBPUSD#, AUDUSD#, NZDUSD#, USDCAD#, USDCHF#, EURGBP#, EURAUD#, EURNZD#, EURCHF#, GBPAUD#, GBPNZD#, GBPCAD#, GBPCHF#, AUDNZD#, AUDCAD#, AUDCHF#, CADCHF#, NZDCAD#, NZDCHF#, GOLD#, SILVER#

引用元

USDCHFのプラススワップが高いのは、あくまで2025年1月時点の段階です。スワップポイントは通貨ペアの力関係によって決まるため、数ヶ月後には他の通貨ペアに切り替えることを想定しましょう。

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運用ロット:資金10,000ドル/5.0ロット(複数ポジに分散させる)

スワップアービトラージの運用ロットは、資金10,000ドルあたり5.0ロットを目安にします。取引口座レバレッジが400倍から1000倍なら、証拠金維持率は300%から500%以上になり、資本効率が良くなります。

具体的な計算をすると、AXIORYのレバレッジ400倍だとUSDCHFの必要証拠金は1,250ドルです。有効証拠金が10,000ドルで必要証拠金が1,250ドルなら、証拠金維持率は800%となります。

  • 10000/1250*100=800%

含み損が多ければ証拠金維持率はもっと低くなります。300%を下回った場合は、追加入金して証拠金維持率を回復させましょう。

必要証拠金を計算するなら、AXIORYの取引計算シミュレーターが便利です。

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運用EA:Personal Trade Copier for MT4/5(口座間でトレードを同期できる)

スワップアービトラージをするなら、コピートレードツールも活用しましょう。0.1ロットの両建てポジションを大量に作れるようになります。

スワップアービトラージでは5.0ロットから10.0ロット以上のポジションを両建てするのはおすすめしません。運用ロットが大きいとマイナススリッページが生じたり、ブローカーからスワップフリーを剥奪されたり、プラススワップを改悪されたりするリスクがあるからです。

コピートレードツールはFX Blueの「Personal Trade Copier」がおすすめ。FX Blueにアカウント登録すれば無料でダウンロードできます。

Personal Trade Copierの使い方はこちらの記事が参考になります。

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スワップアービトラージの利回り目安:月利7.5%/年利90%

資金10,000ドルあたり5.0ロットでUSDCHFを保有した場合、1日あたりおよそ50ドルのスワップ収益が得られます。30日間ならおよそ1,500ドルです。

スワップ損益は、AXIORYの取引計算シミュレーターで計算できます。

ただスワップアービトラージでは資金10,000ドル/5.0ロットのポジションを2口座で両建てして保有するため、実質的には資金20,000ドルあたり1日50ドル前後となります。

あくまで2025年1月段階のもの。通貨ペアの力関係によってスワップポイントが下がったり、スワップが改悪されたりするリスクもある。

資金20,000ドルで月1,500ドル稼げるということは、月利7.5%・年利90%に相当します。

レイテンシー・ボーナスアービトラージほど爆発的には稼げませんが、一般的な投資信託の利回りが年利5%であることと比較すると、かなり利益率の高い手法です。

ただ海外FXは投資信託と違って完全信託保全がありませんし、利益も雑所得扱い(最大55%)となるため税制的には不利な扱いになります。

スワップアービトラージの運用額は高くても1,000万円までで、それ以降は投資信託など税制的に優遇されている商品に投資したほうがいいです。(一律20%・配当金の再投資も可能)

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スワップアービトラージのやり方・始め方

手順1:VPS(仮想専用サーバー)を契約する

スワップアービトラージではコピートレードツールを使うことが前提になります。コピートレードツールは基本的にEA・ソフトウェアなので、WindowsOSにダウンロード・インストールして使います。

スワップアービトラージはスマホアプリ版MT4/MT5でも可能だが、0.1ロットの両建てポジションを管理しにくい。

スマホ・タブレット・MacOSで取引するなら、VPS(仮想専用サーバー)を契約しましょう。オンラインでWindowsOS環境をレンタルできます。

契約するVPS(仮想専用サーバー)は、安定性・信頼性を重視するならWebARENA Indigo、2週間の無料お試しから始めるならさくらのVPS、コスパ・サーバー速度を重視するならCONTABOがおすすめ。

スワップアービトラージはポジションをエントリーして放置するだけなので、約定速度は重要ではありません。

メモリ不足でクラッシュしたとしても新規エントリー・決済できなくなるだけで、ポジションは保有したままになります。VPSのスペックはこだわらなくてもいいでしょう。

手順2:XM KIWAMI口座・AXIORY ナノ口座を開設する

次はスワップアービトラージ向けの口座を2つ開設します。

口座タイプはマイナススワップ側ならXM KIWAMI口座、プラススワップ側ならAXIORY ナノ口座がおすすめ。

XM KIWAMI口座はスワップフリーを提供しており、マイナススワップのコストを節約できます。

AXIORY ナノ口座は取引コストが低めで、あらゆるトレードロジックで利益を出しやすいです。プラススワップも優秀で、スワップアービトラージと相性が良いです。

FXプラットフォームはMT4/MT5のどちらでもOKです。CFD銘柄でスワップアービトラージをする予定があるなら、対応銘柄が多いMT5の方がおすすめです。

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手順3:コピートレードEAをダウンロードし、MT4/MT5にインストールする

口座開設が終わったら、VPS(仮想専用サーバー)にログインし、内部のウェブブラウザから対応FXプラットフォーム(MT4/MT5)をダウンロード・インストールします。

XMのMT4/MT5は、XM「MT4/MT5ページ」でダウンロードできます。

AXIORYのMT4/MT5は、AXIORY「MT4ページMT5ページ」でダウンロードできます。

次はコピートレードツールをダウンロード・インストールします。

コピートレードツールは「Personal Trade Copier」がおすすめ。FX Blueに登録していれば無料でダウンロードできます。

すでにMT4/MT5をインストールしている場合、コピートレードをダウンロードしたときに自動でMT4/MT5にインストールしてくれます。

Personal Trade Copierの使い方はこちら。

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手順4:コピートレードEAで「反対売買(Invert trade)」設定する

Personal Trade CopierはEAタイプのコピートレードツールです。MT4/MT5にインストールできたら、EAと同じように任意のチャートにドラッグ&ドロップして設定しましょう。

この時パラメーターの「Invert trade(反対売買)」を「ture」にすれば、マスター口座とフォロワー口座でそれぞれ反対のポジションを持つようになります。

Screenshot

コピートレードEAの設定に成功したら、チャートが青色の状態になります。

Screenshot

後はマスター口座で0.01ロット取引して、フォロワー口座でも反対エントリーができていればコピートレードツールの設定は完了です。

コピートレードツールを使うのが初めてなら、デモ口座で試しておくといいでしょう。

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手順5:マスター口座でエントリーする(できれば0.1ロット*多数ポジ)

コピートレードが正常に稼働しているなら、スワップアービトラージを開始します。

運用ロット目安は資金10,000ドルあたり5.0ロット。5.0ロットポジションを1つだけ保有するのではなく、0.1ロットポジションを50個保有します。VDP・マイナススリッページによる損失を抑えるためです。

同じタイミングで0.1ロットポジションを連打すると、アービトラージ取引の疑いを受けてしまいます。1日10ポジションで数日に分けるなど工夫しましょう。0.1ロット/多数ポジションの反対売買は手動だと難しいですが、コピートレードツールなら簡単に再現できます。

これでスワップアービトラージの仕込みは完了です。後は放置していれば少しずつスワップポイントが稼げるはずです。

ただしB-bookブローカーはスワップフリー剥奪・スワップ改悪のリスクがあるので、運用通貨ペアのスワップポイントは毎日確認しておきましょう。

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手順6:含み益口座から含み損口座にリバランスする

スワップアービトラージを始めてから1週間以上経過すると、どちらかの口座が含み損状態になり、証拠金維持率を圧迫してきます。証拠金維持率が300%を下回るようなら、ロスカットされる前にリバランスしておきましょう。

含み益口座から資金を出金して、含み損口座に入金します。

海外FXはブローカー間の資金移動ができないので、口座出金してからその資金を入金する形になります。

XMの入出金はXM会員ページで、AXIORYの入出金はAXIORY会員ページ(MyAxiory)で行えます。

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スワップアービトラージの利益率を高めるコツ

その1:証拠金維持率は300%-500%以上を目安にする

スワップアービトラージでポジションを持っているとき、証拠金維持率は300%から500%以上を目安にします。

証拠金維持率が200%を下回っている場合、ロスカットのリスクが高いので保有ポジション決済するか、追加入金で証拠金維持率を回復させます。

証拠金維持率が1000%を大きく上回っている場合、現状の資本効率がやや悪いのでポジションを増やして資本効率を高めていきます。

証拠金維持率は、有効証拠金を必要証拠金で割って100でかけることで計算します。例えば有効証拠金が100万円で、必要証拠金が20万円なら、証拠金維持率は500%となります。(未実現損益・スワップ損益は考慮しない)

必要証拠金は、AXIORYの計算ツールで計算できます。

ただ有効証拠金は未実現損益・スワップ損益によって大きく変動するため、証拠金維持率もコロコロと変化します。手動で計算するよりも、その都度確認してポジションを調整したほうがいいです。

証拠金維持率はそれぞれブローカーごとの会員ページ、あるいはFXプラットフォームでログイン後に確認できます。(ポジション保有中のみ)

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その2:運用額は有効証拠金レバレッジ制限の8割を目安に

スワップアービトラージの資本効率を最大限まで高めたいなら、運用額は有効証拠金レバレッジ制限がかかる8割を目安にしましょう。

例えばXMだと有効証拠金合計が40,000ドルを超えると最大レバレッジが1000倍から500倍に規制されます。運用額は30,000ドル前後にするのがベストです。

最大レバレッジ有効証拠金総額
1000倍$5~$40,000
500倍$40,001~$80,000
200倍$80,001~$200,000
100倍$200,001以上
XM「取引→証拠金とレバレッジ」

AXIORYの場合、有効証拠金の合計額によって段階的にレバレッジが制限されます。

マックス口座ナノ口座・スタンダード口座・テラ口座全リアル口座の有効証拠金
※ウォレット・アルファ口座を省く
※クレジットを含む
2000倍1000倍0 〜 300,000 JPY
1000倍1000倍300,001 〜 500,000 JPY
800倍800倍500,001 〜 700,000 JPY
600倍600倍700,001 〜 1,400,000 JPY
500倍500倍1,400,001 〜 7,000,000 JPY
400倍400倍7,000,001 〜 14,000,000 JPY
300倍300倍14,000,001 〜 28,000,000 JPY
200倍200倍28,000,001 〜 42,000,000 JPY
100倍100倍42,000,001 〜 75,000,000 JPY
50倍50倍75,000,001 JPY 〜
AXIORY「取引→レバレッジ」

ここで重要なのはレバレッジ300-400倍のレバレッジ制限。有効証拠金が1,400万円を超えたら適用されます。ただ海外FXの運用額は高くても1,000万円までが限度なので、AXIORYのレバレッジ制限はあまり警戒しなくてもいいでしょう。

一部の海外FXブローカーではスワップアービトラージで荒稼ぎできないよう、有効証拠金が100万円を超えると最大レバレッジが大きく制限されることがあります。

運用額が1億円ならスワップ収益も数百万円になる。

XM・AXIORYに限らず、海外FXでスワップアービトラージするときはブローカーのレバレッジルールを把握しておきましょう。

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その3:CFD銘柄・仮想通貨でスワップアービトラージをする

スワップアービトラージの利益率をさらに高めたいなら、CFD銘柄や仮想通貨銘柄に挑戦しましょう。

CFDは銘柄のレバレッジが10倍-100倍と低めなため、アービトラージ取引に利用する人が少なく、FX通貨ペアよりおいしいスワップポイントを見つけられることがあります。

ブローカーはアービトラージ取引で稼がせないようFX通貨ペアのスワップポイントは渋めに設定していることが多いです。ただCFD銘柄までは手が回らないためか、意外と穴場が見つかることがあります。

CFD銘柄で高めのプラススワップを見つけたら、0.1ロットずつ取引するようにしましょう。いきなり100ロットポジションを持つと、ブローカーに警戒されてプラススワップを改悪されることがあります。

ただしCFD銘柄・仮想通貨銘柄ではXMのスワップフリーが適用されません。マイナススワップの低いブローカー・取引口座も探す必要もあるため、FX上級者向けの運用方法となります。

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その4:カモフラージュ取引を入れる(反対売買設定のまま)

スワップアービトラージへの最大のリスクは、XM KIWAMI口座のスワップフリーが剥奪されてしまうこと。長期間マイナススワップポジションを持ったままだと剥奪リスクは高くなります。

アービトラージ取引は資金枯渇の原因となるためB-bookブローカーは厳しい対応をとっています。スワップアービトラージの運用ロットが大きいなら(10ロット以上)、スワップフリー剥奪対策をしておきましょう。

スワップフリー剥奪対策ならカモフラージュ取引が有効です。本命のアービトラージ取引とは別に普通のEAで売買をすることでブローカーからの検出リスクを下げられます。

カモフラージュ取引用のEAは「Dark Venus」がおすすめ。MQL5アカウントを持っていれば無料ダウンロードできます。

トレードロジックはボリンジャーバンド基準のグリッド・マーチンゲール。デフォルトだと5pips間隔でポジションを増やすため1日20回から30回以上取引をしてくれます。

マーチンゲールEAなので破綻リスクが高いですが、資金10,000ドル/0.01ロット運用なら1日で破綻する可能性は低いです。

仮に片方の口座で含み損を抱えたとしても、もう片方の口座で含み益を出しているため、決済すれば損益はスプレッド分だけになります。取引履歴を作ることが目的なのでEAで利益を出す必要はありません。

この反対売買は擬似的な資金移動するときにも役立ちます。

例えば反対売買にてXMで含み損10万円、AXIORYで含み益10万円のときに決済をすることで、実質的にXMからAXIORYに10万円の資金移動ができるわけです。

MT4/MT5口座間で資金移動できるため送金コストを節約できます。またこの手法はボーナスをA-bookブローカーに移動させたり、出金拒否されたブローカーから資金を出金するときにも有効です。

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