この記事ではTradeview cTrader口座の特徴・おすすめ運用方法を解説していきます。
Tradeview cTrader口座の詳細は、英語版Tradeview「Accounts」で確認できます。
Tradeview cTrader口座の基本スペック
cTrader口座の基本スペックはこちら。
最大レバレッジ | 400倍(初期は100倍) |
---|---|
取引手数料 | 1ロット往復5ドル |
最小ロット | 0.1ロット |
最小ロット | 100ロット(デモ口座は5000ロット) |
ストップアウト | 100% |
最大レバレッジは400倍と標準的で、取引手数料も1ロット往復5ドルと最安値クラスです。最小ロットは以前は0.01ロットでしたが、2024年あたりからは0.1ロットになっています。
ただしストップアウトは100%と高めなので、ハイリスクトレードをするとロスカットされやすくなります。
Tradeview cTrader口座の詳細は、英語版Tradeview「Accounts」で確認できます。
Tradeview cTrader口座の特徴
その1:高性能FXプラットフォーム「cTrader」対応
cTrader口座の最大の特徴は、高性能FXプラットフォーム「cTrader」に対応していること。
cTraderではドラッグ操作でリミット・ストップ注文を設置できるため、スイング軸でのピラミッディング・ナンピントレードが快適になります。
他の便利機能はこちら。
- 上下ボタンで時間足の切り替え(デスクトップ版のみ)
- Command+左右キーで表示チャートの切り替え(デスクトップ版のみ)
- チャート横に経済指標カレンダーを表示できる(日本時間対応)
- ドラッグ操作でSL/TP設定できる
cTraderはメタトレーダー(MT4/MT5)より後発のプラットフォームで、裁量トレードやチャート分析を快適にする便利機能がたくさん備わっていきます。裁量トレードがメインなら、cTraderに乗り換えてもいいでしょう。
TradeviewのcTraderダウンロードは、Tradeview「cTrader」で行えます。
その2:スプレッドが非常に狭い
cTrader口座の2つ目の特徴は、スプレッドが非常に狭いこと。
目安はEURUSDで0.1pips、USDJPYで0.3pips。これらに取引手数料0.5pips(1ロット往復5ドル)を加えて、実質的な取引コストはEURUSDで0.6pips、USDJPYで0.8pipsとなります。
デイトレード・スキャルピングトレードをするときの取引コストの目安は、USDJPYで合計1.0pips以下なので、その点でcTrader口座は合格点と言えましょう。
デイトレード・スキャルピングトレードは取引回数が多いため、取引コストが低いほどトレードの収益も大きくなります。取引コストを最小限に抑えたいなら、ぜひTradeviewのcTrader口座を使いましょう。
Tradeviewのスプレッドは、Tradeview「トップページ」で確認できます。
その3:最大レバレッジは400倍
cTrader口座の最大レバレッジは400倍です。
口座タイプ | 最大レバレッジ | 初期レバレッジ |
---|---|---|
Xレバレッジ口座 | 500倍 | 100倍 |
ILC口座 | 200倍 | 100倍 |
cTrader口座 | 400倍 | 100倍 |
ただ初期レバレッジは100倍と低めに設定されているため、レバレッジ変更申請ページで最大レバレッジに引き上げる必要があります。
海外FXのレバレッジ400倍は標準的な方で、普通にスイングトレードをする分には問題ないはずです。ハイリスクトレードをするなら、レバレッジ1000倍の口座を使った方が良いでしょう。(XM KIWAMI口座など)
Tradeviewのレバレッジルールは、Tradeview「レバレッジ変更申請」で確認できます。
その4:取引手数料は1ロット往復5ドル
Tradeview cTrader口座の取引手数料は、1ロットあたり往復5ドル。これは0.5pipsに相当します。
外付け手数料の相場目安はこちら。
取引手数料(1ロット往復) | 相場目安 |
---|---|
5ドル以下 | 非常に低い |
6ドルから9ドル | 低め |
10ドル以上 | 割高 |
取引手数料が1ロット往復5ドル以下なら非常に低いと判断します。その点でTradeview cTrader口座の取引手数料は1ロット往復5ドルなので、どんなトレードロジックでも利益を出しやすいです。
特にデイトレード・スキャルピングトレードだと取引回数が多くなるため、取引コストは0.1pipsでも低くするべきです。その点でcTrader口座は取引コストの節約に貢献するでしょう。
cTrader口座の取引手数料は、英語版Tradeview「Accounts」で確認できます。
その5:cTraderコピーに対応
TradeviewのcTraderは、cTraderコピーに対応しています。(要ログイン)
cTraderコピーは、cTraderが提供しているコピートレードプラットフォームです。他のトレーダーにトレードを委託することでVPS(仮想専用サーバー)なしでトレードを自動化できます。
そのかわり得られた利益の3割ほどを取引手数料としてストラテジープロバイダーに支払う必要があります。EA自動売買と比べると利益率は劣ります。
コピートレードのデメリットは、ストラテジーのほとんどがハイリスクなナンピン・マーチンゲールであること、取引手数料が高めなこと、運用者が人間だとリベンジトレードに走りがちなことなどです。
リスクとコストが高いことから、個人的にはあまりおすすめしません。コピートレードはFX初心者が安易に手を出しても資金を失うだけで終わってしまいます。FX上級者の戦い方を真似しましょう。
cTraderコピーの詳細は、Tradeview「cTrader Copy」で確認できます。(要ログイン)
その6:最低入金額は10万円(1,000ドル)から
Tradeview cTrader口座の最低入金額は10万円(ドル口座なら1,000ドル)と高めです。
海外FXブローカーが信用できず資金1万円から試してみたいなら、最低入金額が1万円のXレバレッジ口座から使いましょう。
ただXレバレッジ口座はcTraderに対応しておらず、スプレッドもかなり広めなため、高額運用や高ロット運用にはおすすめしません。
cTrader口座の最低入金額は、英語版Tradeview「Accounts」で確認できます。
Tradeview cTrader口座のおすすめ運用方法
Tradeview cTrader口座のおすすめ運用方法は、裁量のスイングトレードです。
cTraderはドラッグ操作でリミット注文・ストップ注文を設置できるため、 ピラミッディング・ナンピントレードが快適になります。
またcTrader口座はスプレッドが非常に狭いため、利幅の狭いデイトレードやスキャルピングトレードでも利益を出しやすいです。
cTraderは「cBots」による自動売買にも対応していますが、プログラムの種類が少ないためあまりおすすめしません。(cBots公式フォーラム)
自動売買をするならMT4口座を使った方がいいです。
cTrader口座の詳細スペックは、英語版Tradeview「Accounts」で確認できます。