XM KIWAMI口座の特徴・おすすめ運用方法まとめ

この記事ではXM KIWAMI口座の特徴を解説していきます。(XM「取引口座タイプ」で確認可能)

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目次

XM KIWAMI口座の基本スペック

XM KIWAMI口座の詳細スペックはこちら。(XM「取引口座タイプ」で確認可能)

最大レバレッジ1000倍
取引手数料なし
FXプラットフォームMT4/MT5
最小ロット0.01ロット
最大ロット50ロット(1ポジションあたり)
対応商品FX通貨ペア、仮想通貨CFD、株式CFD、コモディティ(商品)、
株価指数CFD、エネルギーCFD、貴金属CFD
ストップアウト(ロスカットライン)20%
マージンコール50%

KIWAMI口座は最大レバレッジが1000倍と非常に高いため、必要証拠金の多くなりやすいトレードロジックと相性が良いです。例えばマーチンゲールのハイリスク運用やスワップアービトラージなどですね。

XM レバレッジルールはこちら。(XM「取引→証拠金とレバレッジ」で確認可能)

ストップアウトも20%と低めなので、証拠金維持率ギリギリのハイリスクトレードもしやすいです。例えば資金10万円/1.0ロットでデイトレードやスキャルピングトレードをする場合ですね。

XM ロスカット仕様はこちら。(XM「取引→証拠金とレバレッジ」で確認可能)

最大ロットは50ロットなので、スワップアービトラージなどで100ロット以上のポジションを保有するときは、2つ以上のポジションに分散する必要があります。

XM 最大ロットはこちら。(XM「取引口座タイプ」で確認可能)

またKIWAMI口座はスワップフリーも提供しているため、グリッドEAやスワップアービトラージの利益率が大きく向上します。

ただしスワップフリーの対象となる銘柄は、一部のFX通貨ペアとゴールド・シルバーのみです。トルコリラや南アフリカランド、大部分のCFD銘柄はスワップフリーの対象外です。

スワップフリー対象銘柄は、XM「取引→FX取引→KIWAMI口座用」で確認できます。

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XM KIWAMI口座の特徴

スワップフリーを提供している(一部銘柄のみ)

XM KIWAMI口座の最大の特徴は、一部銘柄でスワップフリーを提供していること。そのためポジションを翌日に持ち越しても、スワップポイントが発生しません。

海外FXのスワップポイントは、マイナススワップが高い傾向があります。ポジション保有期間が長くなると、マイナススワップで含み益がどんどん少なくなります。

しかしスワップフリー口座ならスワップポイントが発生しないため、ポジション保有期間の長いトレードロジックでも利益を出しやすくなります。

ただしKIWAMI口座のスワップフリーは、一部の銘柄にしか適用されません。

極口座スワップフリー対象銘柄一覧

USDJPY#, EURJPY#, GBPJPY#, AUDJPY#, NZDJPY#, CADJPY#, CHFJPY#, EURUSD#, GBPUSD#, AUDUSD#, NZDUSD#, USDCAD#, USDCHF#, EURGBP#, EURAUD#, EURNZD#, EURCHF#, GBPAUD#, GBPNZD#, GBPCAD#, GBPCHF#, AUDNZD#, AUDCAD#, AUDCHF#, CADCHF#, NZDCAD#, NZDCHF#, GOLD#, SILVER#

引用元

ユーロドル、ドル円、ゴールドなどメジャーな銘柄は対応していますが、トルコリラや南アフリカランド、マイナーCFD銘柄などアービトラージで稼ぎやすい銘柄は対象外になっています。

スワップアービトラージのやり方はこちら。

スワップフリーを活用したトレードロジックを採用するときは、それがスワップフリー対象銘柄か確認しておきましょう。(XM「取引→FX取引→KIWAMI口座用」で確認可能)

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スプレッドもやや狭め

KIWAMI口座はスプレッドもやや狭めで、利幅の狭いトレードロジックでも利益を出しやすいです。

XM スプレッド一覧はこちら。(XM「取引→FX取引」で確認可能)

さらに外付け手数料も発生しないため、トータルの取引コストではTradeview ILC口座やAXIORY ナノ口座に劣らないレベルになります。(深夜帯スプレッドの広がり・マイナススリッページなどは考慮しない)

Tradeview ILC口座の特徴はこちら。(英語版Tradeview「Accounts」で確認可能)

AXIORY ナノ口座の特徴はこちら。(AXIORY「口座→口座タイプ」で確認可能)

KIWAMI口座とスタンダード口座の取引コストはこちら。(XM「取引→FX取引」で確認可能)

通貨ペアXM KIWAMI口座(外付け手数料なし)XM スタンダード口座
EURUSD0.8pips1.6pips
USDJPY0.7pips1.6pips
GBPJPY1.4pips3.6pips
XAUUSD1.5pips3.5pips

公式サイトが出しているカタログスペックなので鵜呑みにはできませんが、KIWAMI口座の方がスプレッドが半分ほど狭いことがわかります。

FXでは取引回数が多いほど、運用ロットが大きいほど、取引コストの節約効果は高くなります。1.0ロット以上で裁量トレードをしたり、EA自動売買で1年以上運用したりするなら、取引コストの優秀なKIWAMI口座を使った方がいいです。

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最大レバレッジは1000倍と高め

XM KIWAMI口座の最大レバレッジは1000倍と非常に高いです。

XM レバレッジルールはこちら。(XM「取引→証拠金とレバレッジ」で確認可能)

レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなるため、必要証拠金が大きくなりやすいトレードロジックを採用しやすくなります。具体的にはマーチンゲールEAのハイリスク運用やスワップアービトラージなどですね。

レバレッジごとの必要証拠金比較はこちら。(XM「証拠金計算ツール」で計算可能)

取引口座レバレッジ必要証拠金(USDJPY/1ロット)
1000倍100ドル(1.5万円)
400倍250ドル(4万円)
200倍500ドル(8万円)
25倍4000ドル(62万円)

ドル円の1ロットポジションを保有する場合、レベル1000倍の口座だと100ドルですが、400倍の口座だとその2.5倍、200倍の口座だと5倍になります。レバレッジと必要証拠金が反比例の関係にあるわけです。

特にマーチンゲールEAを運用していると、ポジションが9段を超えたあたりから必要証拠金が膨大になり、レバレッジの低い口座だとロスカットされやすくなります。

マーチンゲールEAを運用するなら、レバレッジ1000倍のKIWAMI口座は相性がいいです。

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入金ボーナスは使えない(未入金ボーナスは使える)

XM KIWAMI口座では13,000円の未入金ボーナスは利用できますが、他の2つの入金ボーナスは使えません。

XM ボーナスキャンペーンはこちら。(XM「プロモーション」で確認可能)

海外FXのボーナスは証拠金として取引に使ったり、キャッシュバックとして出金したりできます。

XMのボーナスはクッション機能が付いているため、損失をカバーすることができます。例えば現金10万円+ボーナス10万円の場合、損失が12万円になってもロスカットを回避できます。

クッション機能付きボーナスは現金以上の含み損を耐えられるため、マーチンゲールEAのハイリスク運用や単発の高ロットトレードで使われることが多いです。

XMのボーナスを利用したいなら、スタンダード口座かマイクロ口座を開設しましょう。

XM スタンダード口座の特徴はこちら。(XM「取引口座タイプ」で確認可能)

XM マイクロ口座の特徴はこちら。(XM「取引口座タイプ」で確認可能)

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ロイヤルティプログラムも使えない

XM KIWAMI口座ではロイヤルティプログラムを使えません。

ロイヤルティプログラムとは、XMの取引量に応じてポイントが得られる仕組みのこと。得られたポイントは取引用のボーナスと交換できます。(ボーナスの仕様は入金ボーナスと同じ)

XM ロイヤルティプログラムの仕様はこちら。(XM「プロモーション」で確認可能)

ボーナスの交換レートはポイントの3分の1で、例えば3000ポイントは1000ドルのボーナスと交換できます。

またロイヤルティプログラムでは取引期間が長いほど、ステータスが上昇していき、取引で得られるポイントも増えていきます。

ロイヤルティステータスの概要はこちら。(XM「プロモーション」で確認可能)

ステータス付与ポイント昇格条件
Executive10XMP/ロット最初から
Gold13XMP/ロット30日間取引
Diamond16XMP/ロット60日間取引
Elite20XMP/ロット100日間取引

ただしロイヤルティプログラムには以下の注意点があります。

  • 一定期間(30-100日)取引していなければ、初期ランク(Executive)にリセットされる
  • 獲得から12ヶ月以内にボーナス交換していなければ、ポイントは全て消失する

XMのロイヤルティプログラムは仕組みが複雑です。しかも細かいルールは英語版PDFで書かれているため、日本人が賢く使うには骨が折れます。

無理にトレードでXMPを稼ぐよりも、利益率の高いトレードロジックを採用した方がトータルの期待値は高くなります。XM KIWAMI口座でロイヤルティプログラムが使えないことは、大きなデメリットではないでしょう。

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XM KIWAMI口座のおすすめ運用方法

裁量スイングトレード

KIWAMI口座を軽く運用するなら、裁量スイングトレードがおすすめ。スイングトレードはポジションの保有期間が3日から1週間とやや長めで、スワップフリーの効果を実感しやすいです。

スイングトレード手法は、トレンド相場ではピラミッディング、レンジ相場ではナンピンを採用します。相場ごとにトレードロジックを切り替えることで、常に期待値の高いトレードができます。

裁量トレードの始め方はこちら。

スイングトレードのおすすめ通貨ペアは、ゴールド、ドル円、ポンドドル、ポンド円、ユーロドルあたりですね。どれもスワップフリーの対象銘柄です。

逆に原油やコモディティ、株価指数などはスワップフリーの対象外なので、KIWAMI口座で優先して取引するメリットは少ないです。

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EA自動売買(グリッド・マーチンゲールEA)

KIWAMI口座を資金100万円以上で運用するなら、EA自動売買がおすすめ。月額3,000円ほどのVPSを契約する必要はありますが、エントリーと決済を自動化できるため、チャートを見る時間を大きく節約できます。

XM EA自動売買の始め方はこちら。(XM「MT4」でダウンロード)

運用EAはナンピン・マーチンゲール・グリッドEAを採用しましょう。ポジション保有期間が3日から1週間以上と長めなため、スワップフリーの恩恵を受けやすいです。

KIWAMI口座は最大レバレッジが1000倍と非常に高く、ストップアウトも20%と低めなので、マーチンゲールEAをハイリスク運用してもロスカットされにくいです。

運用EAはMQL5の無料EA「Grid EA Pro」がおすすめ。MQL5アカウントを持っていれば、無料ダウンロードできます。

Grid EA Proの無料ダウンロードリンクはこちら。

トレードロジックは、ロット倍率1.1倍のグリッド・マーチンゲールで、実質的にナンピンです。

決済方法についても、トレーリングストップで含み益を増やし、オーバーラップでストップロスをマイナス方向にずらしていくため、リスクリワードにも優れています。

Grid EA Proの使い方はこちら。

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スワップアービトラージ

KIWAMI口座を資金300万円から1,000万円以上で運用するなら、スワップアービトラージがおすすめ。

海外FX口座に多額の資金を入れておく必要はありますが、裁量トレードやEA自動売買よりもリスクリワードに優れています。

スワップアービトラージのやり方はこちら。

KIWAMI口座はスワップフリーなので、マイナススワップ側の口座で高ロットポジションを保有することで、その銘柄のマイナススワップを踏み倒すことができます。

XM スワップポイント一覧はこちら。(XM「取引→FX取引」で確認可能)

ただしKIWAMI口座のスワップフリーは一部の銘柄にしか適用されません。

極口座スワップフリー対象銘柄一覧

USDJPY#, EURJPY#, GBPJPY#, AUDJPY#, NZDJPY#, CADJPY#, CHFJPY#, EURUSD#, GBPUSD#, AUDUSD#, NZDUSD#, USDCAD#, USDCHF#, EURGBP#, EURAUD#, EURNZD#, EURCHF#, GBPAUD#, GBPNZD#, GBPCAD#, GBPCHF#, AUDNZD#, AUDCAD#, AUDCHF#, CADCHF#, NZDCAD#, NZDCHF#, GOLD#, SILVER#

引用元

トルコリラ・南アフリカランド・CFD銘柄(ゴールド・シルバー以外)などアービトラージで稼ぎやすい銘柄はスワップフリーが適用されなくなっています。

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海外FXの稼ぎ方

FXでは資金が少ないならハイリスクな手法を、資金が多いならローリスクな手法を採用しましょう。

運用額が100万円以下なら、裁量スイングトレードがおすすめ。レンジ相場ではナンピン、トレンド相場ではピラミッディングと使い分けることで、常に期待値の高いトレードができます。

裁量トレードの始め方はこちら。

運用額が100万円から300万円なら、EA自動売買がおすすめ。VPSの契約は必要になりますが、エントリー・決済を自動化できるため、FX特有のストレスから解放されます。

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トレードロジックはロット倍率1.1倍のマーチンゲールですが、オーバーラップ機能があるため、他のグリッドEAよりリスクリワードに優れています。月利3%-6%、最大ドローダウン20%-40%で運用しましょう。

Grid EA Proの使い方はこちら。

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この記事を書いた人

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