この記事ではXMの金融ライセンスについて解説していきます。
XMの金融ライセンスは、XM「当社について→規制」で確認できます。
金融ライセンスとは?
金融ライセンスとは、その国で金融業を行うのに必要な許可証のこと。
認可の厳しい国の金融ライセンスを保有するには、多額の預託金や信託保全などが必要になるため、出金拒否のリスクは低いと判断できます。
XM(日本向け法人)の保有している金融ライセンスはセーシェル・モーリシャスの2つ。島国系のライセンスで信頼性が高いわけではありませんが、それでもマイナーな海外FXブローカーよりは信頼できます。
信用度の高い金融ライセンスを持っているブローカーだと、日本向けの営業活動が認められないことがあります。そのため日本向け法人の金融ライセンスは、規制の緩めなライセンスで妥協していることが多いです。
XMの金融ライセンスは、XM「当社について→規制」で確認できます。
XMの金融ライセンスは2種類
FSA(セーシェル):Tradexfin Limitedが保有
XMの日本向け法人「Tradexfin Limited」は、FSA(セーシェル)の金融ライセンスを保有しています。
Tradexfin Limitedは、FSAから証券ディーラーライセンス(番号SD010)を交付されています。
XM「当社について→規制」
FSAの公式リンクはこちら。
XMのFSA金融ライセンスは、XM「当社について→規制」で確認できます。
FSC(モーリシャス):Fintrade Limitedが保有
XMの日本向け法人「Fintrade Limited」は、FSC(モーリシャス)の金融ライセンスを保有しています。
Fintrade Limitedは、FSCから証券ディーラー(引受を除くフルサービスディーラー)ライセンス(番号GB20025835)を交付されています。
XM「当社について→規制」
FSCの公式リンクはこちら。
XMのFSC金融ライセンスは、XM「当社について→規制」で確認できます。
金融ライセンスの信頼性Tier表
海外FXの金融ライセンスの信頼性目安はこちら。
信頼性 | 金融ライセンス |
---|---|
Tier1 | ASIC(オーストラリア) FCA(イギリス) MAS(シンガポール) |
Tier2 | CySEC(キプロス) FMA(ニュージーランド) DFSA(ドバイ) KNF(ポーランド) CMVM(ポルトガル) CNMW(スペイン) |
Tier3 | FSC(モーリシャス) FSA(セーシェル) FSCA(南アフリカ) FSC(イギリス領バージン諸島) |
Tier4 | SCB(バハマ) VFSC(バヌアツ) IFSC(ベリーズ) VNU(バヌアツ) FSA(セントビンセント) FSRC(セントクリスファー・ネイビス) CIMA(ケイマン諸島) |
Tier1・Tier2の金融ライセンスを保有しているブローカーで口座開設したいところですが、そうしたブローカーは日本語でウェブサイトを提供していなかったり、日本在住者の口座開設を断るケースが多いです。
日本在住者が海外FXブローカーを利用するなら、Tier3・Tier4の金融ライセンスで妥協しましょう。
XMの保有しているモーリシャス・セーシェルの金融ライセンスはTier3、AXIORYのベリーズとTradeviewのケイマン諸島の金融ライセンスはTier4に該当します。
金融ライセンスにもピンからキリまであり、数万円の費用を出せば簡単に取得できるものもあります。金融ライセンスは出金の安全性を担保するわけではないので、あくまで判断基準の1つにしておきましょう。
XMの金融ライセンスは、XM「当社について→規制」で確認できます。