この記事ではXMの口座休眠/凍結ルール・口座維持手数料を解説していきます。
XMの口座休眠/凍結ルールは、XM「ヘルプセンター」で確認できます。
XM 口座休眠の条件:90日間放置
XMで取引口座を90日以上放置すると口座休眠状態になります。
口座休眠状態になると以下のペナルティが発生します。
- 毎月10ドルの口座維持手数料が発生する
- 入金ボーナスが消失する
- XMポイントも消失する
口座維持手数料については以前は5ドルだったのが10ドルになっています。2024年7月のレートだとドル円は160円になるため、口座維持手数料は毎月1,600円ほどです。
それに加えて口座休眠になるとボーナスクレジット・XMポイントも消失します。
スタンダード口座・マイクロ口座はスプレッドが広めなので、入金ボーナスやXMポイントで取引コストを回収することが前提です。これらを失いたくないなら90日に1回は入出金・資金移動しましょう。
ここでの「放置」とは、入出金・資金移動・FX取引をしていない状態を指します。会員ページログイン、デモ口座取引、リミット注文・ストップ注文の設置のみでは口座休眠は回避できません。
XM 口座休眠の解除方法:入出金・資金移動・FX取引
口座休眠状態は、入出金・資金移動・FX取引など資金的な動きをすることで解除できます。会員ページログイン、デモ口座取引、リミット注文・ストップ注文の設置では解除できません。
ただ口座休眠状態を解除したとしても、消えてしまったボーナスやXMポイントは戻ってきません。これらの特典を失いたくないなら、90日に1回は入出金・資金移動・FX取引をして口座アクティブ状態を維持しましょう。
XM 口座凍結の条件:残高ゼロで90日間放置
XMでは取引口座を残高ゼロのまま90日間以上放置すると口座凍結状態になります。
口座凍結のペナルティはこちら。
- 取引口座が削除される
- XM会員ページにログインできなくなる
- 入金ボーナスが消失する
- XMポイントも消失する
XMで口座凍結になると、取引口座が削除された上でXM会員ページにもログインできなくなります。
XM会員ページで追加口座開設ができなくなるため、取引を再開したいならXM新規口座開設ページでユーザーアカウントを作り直す必要があります。
それ以外のペナルティは口座休眠とほぼ同じです。取引口座に付与されているボーナスクレジット、ロイヤルティプログラムのXMポイントも消えてしまいます。
XM 口座凍結の解除方法:なし
XMの口座凍結を解除する方法はありません。新しく口座を作り直しましょう。
口座凍結後はXM会員ページにログインできないため追加口座開設もできません。XM新規口座開設ページでユーザーアカウントを作り直しましょう。
XMのアカウントは1つのメールアドレスにつき1アカウントだけです。新しく口座をアカウントを作り直す場合は、別のメールアドレスを使う必要があります。
Gmailならエイリアス機能がおすすめ。異なるメールアドレスとして登録できますが、既存のメールアドレスで受信することができます。
XMの口座維持手数料:月10ドル
XMで口座休眠になると、毎月10ドルの口座維持手数料を徴収されます。数年前までは口座維持手数料は月5ドルだったのですが、最近は10ドルと2倍になっています。(XM「ヘルプセンター」で確認可能)
B-book海外FXブローカーの口座維持手数料は月5ドルが相場となっていますので、10ドルは割高な印象です。日本円・ユーロ口座の場合は10ドルに相当する金額が取引口座から徴収されます。
XMで口座休眠・口座凍結・口座維持手数料を回避する方法
回避方法1:90日に1回だけ取引する
1つ目の方法は、90日に1回だけ最小ロットの0.01ロットで取引すること。0.01ロット取引してすぐにポジションを決済すれば、損失は100円ほどに抑えられます。
XMはマイクロ口座を提供しているので、0.01マイクロロット取引(10/100通貨)をすることで口座維持コストを抑えることができます。
回避方法2:90日に1回だけ資金移動する
2つ目の方法は、XMで追加口座を開設して、90日に1回だけ資金移動すること。取引口座を2つ以上保有する必要はありますが、MT4/MT5にログインしなくても口座アクティブ状態を維持できます。
回避方法3:EA自動売買を行う
3つ目の方法は、EA自動売買で取引を自動化すること。一般的なEAであれば90日に1回以上は取引をするはずです。
ただEA自動売買をするには月額3,000円ほどのVPS(仮想専用サーバー)を契約する必要があり、口座維持のためだけにEA運用するのは割に合わないです。
回避方法4:スワップアービトラージを行う
4つ目の方法はスワップアービトラージをすること。特にXM KIWAMI口座はスワップフリー口座なので、スワップアービトラージと相性が良いです。
ポジションを保有している期間はトレード日数にカウントされるため、ポジションを持ったまま放置していても口座放置ペナルティを受けることはありません。