この記事ではFocusMarketsのレビュー・基礎知識・おすすめ運用方法を解説していきます。
FocusMarketsの詳細スペックは、FocusMarkets「トップページ」で確認できます。
FocusMarketsの基礎知識
FocusMarketsの提供ボーナス・プロモーション
FocusMarketsはボーナス・プロモーションを提供していません。ボーナスが欲しいなら、他の海外FXブローカーを使いましょう。
損失カバーボーナスが欲しいならXMの3種ボーナスがおすすめ。10万円の証拠金を17万円ほどに増やせます。

海外FXの他のボーナスについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

FocusMarketsの対応プラットフォーム
FocusMarketsの対応プラットフォームはこちら。
FocusMarketsの基本的なFXプラットフォームはMT5のみです。MT4は利用できません。EA自動売買がメインでMT4を使いたいなら、他の海外FXブローカーを使いましょう。

FocusMarketsはcTraderには対応していません。cTraderを使うならAXIORY・Tradeviewがおすすめ。どちらも取引コストが低めで、老舗ブローカーなので出金リスクも低いです。


FocusMarketsのレバレッジルール
FocusMarketsの最大レバレッジはこちら。
有効証拠金 | 最大レバレッジ |
---|---|
100万円未満 | 1,000倍 |
100万円以上 | 500倍 |
FocusMarketsの最大レバレッジは1000倍ですが、有効証拠金によるレバレッジ制限が存在します。有効証拠金が100万円未満ならレバレッジ1000倍で取引できますが、100万円を超えるとレバレッジ500倍に制限されます。
海外FXブローカーが有効証拠金レバレッジ制限を設定しているのは、スワップアービトラージや指標トレードによる超高ロット取引で荒稼ぎされ、資金枯渇になるのを防ぐためと考えられます。
取引口座のレバレッジが高ければ高いほど(2000倍-3000倍以上)、有効証拠金レバレッジ制限も厳しくなります。逆に資金力に余裕のあるブローカーだと、資金枯渇リスクが低いためレバレッジ制限もゆるめになる傾向があります。(XMなど)
有効証拠金レバレッジ制限のゆるいブローカーを使いたいならXMがおすすめ。XMでは有効証拠金合計が40,000ドルになるまでレバレッジ1000倍で取引できます。

FocusMarketsの口座タイプ
FocusMarketsの口座タイプはこちら。(FocusMarkets「口座の種類」で確認可能)
スタンダード | Raw | |
---|---|---|
取引形態 | NDD STP | NDD ECN |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 |
取扱銘柄 | ・通貨ペア ・貴金属 ・エネルギー ・株価指数 ・仮想通貨 ・株式 | ・通貨ペア ・貴金属 ・エネルギー ・株価指数 ・仮想通貨 ・株式 |
取引手数料 | 無料 | 1ロット往復7ドル |
スプレッド | 1.0~1.4pips | 0.0~0.4pips |
ロット単位 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小取引数量 | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大取引数量 | 40ロット | 40ロット |
最大ポジション数 | 指定なし | 指定なし |
ストップレベル | 0pips | 0pips |
スキャルピング | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
両建て | 可能 | 可能 |
マージンコール | 80% | 80% |
ロスカット | 30% | 30% |
ゼロカット | あり | あり |
取引ツール | MT5 | MT5 |
口座通貨 | JPY/USD | JPY/USD |
最低入金額 | 1万円 | 1万円 |
キャンペーン | 対象 | 対象 |
FocusMarketsはスタンダード口座・Raw口座の2種類の口座タイプを提供しています。それぞれの口座タイプの違いはスプレッド・取引手数料だけで、それ以外はほぼ同じです。
取引コストを最小限に抑えたいなら、Raw口座を使いましょう。リアルタイムのスプレッドはかなり狭く、取引手数料も1ロット往復7ドルと、海外FXブローカーの中では標準的です。
FocusMarketsの最大口座開設数
FocusMarketsではリアル口座を最大5つまで開設できます。
最大 5 つの取引口座を開設いただけます。
引用元
海外FXブローカーのリアル口座開設数は5口座から10口座がボリュームゾーンなので、FocusMarketsの追加口座開設数は標準的な方です。
またFocusMarketsではデモ口座の開設可能です。デモ口座の有効期限は30日間ですが、ログインしていれば使い続けることができます。
はい、ライブ口座を申請する前に、取引環境に慣れ、当社のプラットフォームをテストする機会を提供したいと考えています。当社のデモ口座は通常 30 日間有効ですが、ログインさえしていれば有効です。デモ口座の有効期限に関してご希望があれば弊社にご連絡ください。今すぐここをクリックしてデモ口座を開設できます。
引用元
FocusMarketsの入金方法・入金手数料
FocusMarketsの入金方法・入金手数料はこちら。(FocusMarkets「入金」で確認可能)
入金方法 | 取引手数料 | 対応通貨 | 処理時間 | 最低入金額 | 入金限度額 |
---|---|---|---|---|---|
クレジットカード (VISA/MasterCard) | 無料 | AUD, USD, JPY, GBP, EUR, NZD, CAD, SGD | 即時 | 1万円 | USD $5,000 または通貨相当額 |
Bitwallet | 無料 | USD, JPY | 即時 | 1万円 | USD $5,000 または通貨相当額 |
仮想通貨 | 無料 | USDT(TRC20), USDT(ERC20), BTC | 即時 | なし | USD $5,000 または通貨相当額 |
Neteller | 無料 | USD, EUR, CAD | 即時 | 1万円 | USD $10,000 または通貨相当額 |
Skrill | 無料 | USD, EUR, CAD | 即時 | 1万円 | USD $10,000 または通貨相当額 |
国内銀行送金 | 無料 ※仲介銀行手数料が適用される場合あり | JPY | 即時 | 1万円 | JPY 10,000 または通貨相当額 |
FocusMarketsは国内銀行送金に対応しています。ただし海外FXブローカーへの口座入金は銀行側からマネーロンダリングの疑いを受けやすいため、大手ブランドの銀行は使わず、ネットバンク系の銀行を使うようにしましょう。(楽天銀行・住信SBIネット銀行など)
FocusMarketsはクレジットカード送金にも対応しています。ただし海外FXブローカーへの入出金はカード会社から不正利用扱いされやすいので、メインのカードではなく予備のカードを使いましょう。
FocusMarketsはbitwallet・Neteller・Skrillなどのオンライン送金サービスにも対応しています。bitwalletは各種手数料が安いので優先的に使いましょう。Neteller・Skrillは手数料が高めで、日本在住者だと使えないこともあるため、利用優先度は低いです。
FocusMarketsは仮想通貨送金にも対応しています。適切な送金ルートを選べば、送金コストを低めに抑えられます。ただし送金先を間違えると資金をロストしてしまうリスクがあるため、送金前には少額でテスト送金しておきましょう。
FocusMarketsの出金方法・出金手数料
FocusMarketsの出金方法・出金手数料はこちら。(FocusMarkets「出金」で確認可能)
出金方法 | 取引手数料 | 対応通貨 | 最低出金額 | 処理時間 |
---|---|---|---|---|
クレジットカード (VISA/MasterCard) | 無料 | AUD, USD, JPY, GBP, EUR, NZD, CAD, SGD | なし | 即日 |
Bitwallet | 無料 | USD, JPY | なし | 即日 |
仮想通貨 | 無料 | USDT(TRC20), USDT(ERC20), BTC | なし | 即日 |
Neteller | 無料 | USD, EUR, CAD | なし | 即日 |
Skrill | 無料 | USD, EUR, CAD | なし | 即日 |
国内銀行送金 | 無料 ※仲介銀行手数料が適用される場合あり | JPY | 1万円 | 1~2営業日 |
出金方法の仕様も入金方法とだいたい同じです。ただ一部の出金方法は、利益出金に対応していないことがあります。
例えばクレジットカードで入金した場合、入金額分までの出金は払い戻しになり、利益分の出金は国内銀行送金などで出金するケースが多いです。
オンラインウォレット・仮想通貨で入金した場合、利益出金できるかどうかはブローカーごとに異なります。利益出金の可否はコロコロ変わるので、入金前にFocusMarketsのサポートデスクに質問しておくといいでしょう。
FocusMarketsの資金移動時の為替手数料
(調査中)
資金移動時の為替手数料を安く抑えたいならTradeviewがおすすめ。基本通貨の異なる口座間で資金移動しても為替手数料は無料です。(ドル口座→円口座への資金移動など)

FocusMarketsのストップアウト(ロスカット)・マージンコール
FocusMarketsのストップアウト(ロスカット)・マージンコールはこちら。
ストップアウト(ロスカット) | 30% |
---|---|
マージンコール | 80% |
FocusMarketsのストップアウトは30%とやや低めです。
ストップアウトとは、ロスカットが発動するときの証拠金維持率のこと。では証拠金維持率が%を下回ると、保有中のポジションが強制的に決済されます。
またFocusMarketsのマージンコールは80%です。
マージンコールとは証拠金維持率が一定以下になったときに表示される警告のこと。国内FX業者だと新規取引を制限されますが、海外FX業者だと単なる警告だけです。
メタトレーダー(MT4/MT5)でマージンコールが発生した場合、取引画面の一部が赤く変化します。


海外FXでロスカットを防ぎたいなら、証拠金維持率を300%から500%を意識しましょう。運用ロットも資金10,000ドルあたり3.0-5.0ロットを目安にしたほうがいいです。
FocusMarketsのスプレッド
FocusMarketsのスプレッドはこちら。
取引口座 | スプレッド | スタンダード口座 | Raw口座 |
---|---|---|---|
USDJPY | 平均 | 1.0 | 0.1 |
実質 | 0.76 | 0.68 | |
EURUSD | 平均 | 1.0 | 0.1 |
実質 | 0.76 | 0.68 | |
GBPUSD | 平均 | 1.0 | 0.1 |
実質 | 0.76 | 0.68 | |
AUDJPY | 平均 | 1.1 | 0.1 |
実質 | 0.86 | 0.68 | |
AUDUSD | 平均 | 1.0 | 0.1 |
実質 | 0.76 | 0.68 | |
EURJPY | 平均 | 1.3 | 0.3 |
実質 | 1.06 | 0.98 |
取引コストを最小限に抑えたいなら、Raw口座を使いましょう。
ドル円やユーロドルなどの取引コストが0.1pipsと非常に低く、取引手数料も1ロット往復7ドルと標準的なことから、トータルの取引コストを低めに抑えやすいです。
取引コストをもっと低く抑えたいなら、Tradeview ILC口座・cTrader口座もおすすめ。TradeviewはA-bookブローカーなので、マイナススリッページ(非対称スリッページ)が発生しにくいです。


FocusMarketsのストップレベル
FocusMarketsのストップレベルはゼロです。
FocusMarketsはストップレベルが0に設定されており、短期取引に最適な環境を提供しています。
引用元
ストップレベルとは、予約注文の値幅制限のこと。例えばストップレベルが5.0pipsなら、現在価格から上下5.0pips以下のところにリミット注文・ストップ注文を設置できなくなります。
ほとんどの海外FXブローカーではストップレベルは0になっていますが、スキャEA対策をしているブローカーだとストップレベルが設定されていることがあります。
ストップレベルが0だとSL/TP1.0pips以下のスキャEAで利益を出しやすくなります。スキャEA・超高速売買・裁量スキャルピングトレードをするなら、ストップレベルゼロのブローカーを使いましょう。
FocusMarketsのスワップポイント
FocusMarketsのスワップポイントはこちら。
買い | 売り | |
---|---|---|
USD/JPY | 24円 | -69円 |
EUR/JPY | -36円 | -11円 |
CAD/JPY | 18円 | -50円 |
AUD/JPY | 6円 | -32円 |
CHF/JPY | -51円 | -2円 |
GBP/JPY | 25円 | -98円 |
NZD/JPY | 26円 | -58円 |
EUR/USD | -72円 | 13円 |
TRY/JPY | – | – |
ZAR/JPY | 10円 | -18円 |
FocusMarketsはプラスのスワップポイントを提供しているため、スワップアービトラージで利益を出すことができます。マイナススワップ側はXM KIWAMI口座などのスワップフリー口座で取引しましょう。


もっとプラススワップの高いブローカーを使うなら、AXIORYがおすすめ。プラススワップが高ければ高いほど、スワップアービトラージの利益率が向上します。

ドル/円換算でスワップ損益を計算するなら、XMのスワップ計算ツール・AXIORYの取引計算シミュレーターが便利です。(XMの計算ツールはゴールド・CFD銘柄には非対応)


FocusMarketsのロット仕様・最小/最大ロット
FocusMarketsのロット仕様・最小/最大ロットはこちら。(FocusMarkets「口座の種類」で確認可能)
1ロット通貨量 | 100,000通貨 |
---|---|
最小ロット | 0.01ロット |
最大ロット | 100ロット |
FocusMarketsの1ロット通貨量は100,000通貨となります。セント口座・マイクロ口座などは提供していないため、1ロット通貨量は100,000通貨で固定です。
FocusMarketsの最小ロットは0.01ロットとなります。これは1,000通貨に相当します。もっと小さな取引量で取引したいならXM マイクロ口座を使いましょう。

FocusMarketsの最大ロットは100ロットです。海外FXの最大ロットは50ロットから100ロットがボリュームゾーンなので、最大100ロットは標準的な方です。
FocusMarketsの金融ライセンス
FocusMarketsはセントビンセント・グレナディーンの金融ライセンスを保有しています。
Focus Marketsは、セントビンセント・グレナディーン金融監督庁の金融ライセンスを取得しています。
引用元
金融ライセンスを保有している海外FXブローカーは、そうでないブローカーよりも出金リスクが低いです。
金融ライセンスは出金の安全性を担保するものではではありませんが、100万円以上の資金を入金するなら金融ライセンスの持っているブローカーを選んだ方がいいです。
FocusMarketsの口座休眠/凍結ルール・口座維持手数料
FocusMarketsの口座休眠/凍結ルール・口座維持手数料はこちら。
口座休眠の条件 | 調査中 |
---|---|
口座凍結の条件 | 調査中 |
口座維持手数料 | なし |
FocusMarketsのおすすめ運用方法
FocusMarketsの運用方法は裁量スイングトレードがおすすめ。レンジ相場ではナンピン、トレンド相場ではピラミッディングと使い分けることで、常に期待値の高いトレードができます。
スイングトレードは獲得ピップスが多いため、スプレッドが広めのブローカー・口座タイプでも利益を出しやすいです。窓埋めトレード・指標トレードのようにタイミングもシビアではないため、FX初心者でも再現しやすいです。
