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海外FX裁量トレードの始め方・高収益トレード手法まとめ

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この記事では海外FXの裁量トレードの始め方、収益性の高いトレード手法を紹介していきます。

裁量トレードは精神的なストレスを抱えやすいです。合わないようならEA自動売買・スワップアービトラージなどに切り替えましょう。

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目次

おすすめチャート設定

まずは裁量トレード向けのおすすめチャート設定をまとめておきます。

FXプラットフォーム:cTrader(XMならMT5)

裁量トレードメインで取引するなら、FXプラットフォームはcTraderがおすすめ。MT4・MT5より便利な機能がたくさん備わっています。

中でも便利な機能は、ドラッグ操作でリミット注文を設置できること。これによりスイング軸でのピラミッディング・ナンピントレードが快適になります。

他にもパソコンの上下ボタンで時間足切り替え、Command+左右キーでチャート切り替え、チャート横に経済指標カレンダー表示(日本時間対応)、などもできます。

XMはcTraderに対応していないため、代わりにMT5を使いましょう。MT4はサポートが終了しているため、EA運用以外では使わないほうがいいです。

MT5はcTraderほど使い勝手がいいわけではありません。MT5が使いにくいと感じたら、MQL5マーケットで無料取引ツールをインストールしておきましょう。

MQL5の無料ツール一覧はこちら。

有料で高性能なものが欲しいなら「Trade Manager 4 Lite」もおすすめ。価格は30ドルとお手頃です。

ソフトウェア版MT5を使っているなら「Trade Manager 5L」を使いましょう。

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取引通貨ペア:XAUUSD・USDJPY

裁量トレードの取引銘柄は、ゴールド/XAUUSD・ドル円/USDJPYがおすすめ。どちらもボラティリティが高く、ピラミッディングトレードで利幅を伸ばしやすいです。

2024年以降、ゴールド・円はテクニカルを無視した極端な値動きをしており、ドローダウンが大きくなりやすい。低リスク運用ならEURUSDでもOK。

よりボラティリティの高いゴールドをメインで取引して、ゴールドで利益を出しにくい時はドル円でトレードしましょう。

注意点としてAXIORYではゴールドの銘柄レバレッジが100倍で、取引口座レバレッジが400倍でも100倍が適用されます。運用ロットを少なめにして、証拠金維持率が圧迫されないようにしましょう。

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時間足:4時間足・日足

スイングトレードの時間足は「4時間足・日足」の2つがおすすめ。トレンド相場では日足、レンジ相場では4時間足と使い分けることで、期待値の高いトレードができます。

日足チャートは相場の方向性を見るのには便利ですが、情報の反映が遅いデメリットがあります。相場が乱高下するレンジ相場では、4時間足チャートを使った方がいいです。

またスイングトレードでは4時間足以下のチャートはあまり使いません。細かい値動きに一喜一憂して、ポジションの決済を急ぎがちになるからです。

4時間足・日足が使いにくいなら、6時間足・8時間足・12時間足などを使ってもいいでしょう。これらマイナー時間足はMT5/cTraderで対応しています。

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テクニカル指標:EMA(期間10・100)

テクニカル指標はEMA(期間10・100)がおすすめ。10EMAは押し目買い・戻し売りをするときに、100EMAは上位トレンドの押し目・戻し(抵抗帯)を把握するときに使います。

例えば以下の画像だと下降トレンドが始まったように見えますが、実際は上向き100EMAが抵抗帯となって上方向に反発していることがわかります。

スイングトレードでも「上位トレンドには逆らわない」が鉄則です。日足100EMAは週足の短期EMAに相当するため、表示させておくと週足チャートを確認する必要がなくなります。

テクニカル指標はEMAだけで十分ですが、それ以外にもプライスアクションは覚えておきましょう。特にトレンド転換を示唆するピンバー・スパイク・リバーサルは重要です。

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運用ロット:資金10,000ドル/1.0ロットを3段から5段

裁量トレードの運用ロットは、資金10,000ドルあたり合計3.0ロットを目安にします。証拠金維持率500%を維持しやすく、海外FXでの理想的な資本効率になります。

ここで「合計」と表現しているのは、1.0ロットのポジションを3段に分けるからです。海外FXではVDPやマイナススリッページを抑えるためにも、1ポジションの運用ロットは1.0ロット以下にした方がいいです。

なお資金10,000ドルあたり3.0ロットはレバレッジ400倍のケースです。AXIORYのゴールド取引のようにレバレッジ100倍の時は、運用ロットをその半分以下に抑えましょう。

逆にXMでレバレッジ1000倍取引をするなら、運用ロットはその1.5倍以上に増やしてもいいでしょう。

必要証拠金や最適ロットを計算するなら、XMの計算ツールを使いましょう。

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海外FXの高収益トレード手法

ピラミッディングトレード(トレンド相場のみ)

トレンド相場ではピラミッドディングトレードがおすすめ。ゴールド/XAUUSDのようなボラティリティの高い銘柄なら、長期トレンドに乗っかることで大きな利益を狙えます。

手順1:日足EMAが傾いているチャートを探す

まずは日足EMAがしっかりと傾いていて、トレンド相場を形成しているチャートを探します。

おすすめはボラティリティの高いゴールド/XAUUSDですが、ボラティリティが控えめな時はドル円/USDJPY・ポンド円/GBPJPYで取引します。

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手順2:日足EMA付近にリミット注文をおく

日足チャートでトレンド相場を確認したら、日足10EMA付近にリミット注文を3つ置きます。これで押し目買い・戻し売りによるナンピンエントリーを自動化できます。

ナンピンの間隔はゴールド/XAUUSDなら500pips、ドル円/USDJPY・ポンド円/GBPJPYなら50pipsを目安にします。

またオーバーシュートが発生した時は、リミット注文をややトレンド側に、グリッド間隔も2倍にします。トレンドが強すぎて日足10EMAまで戻さない可能性がある一方、強いリバウンドも生じやすいからです。

リミット注文を多用するならcTraderを使いましょう。ドラッグ操作で簡単に設置でき、ピラミッディング・ナンピンが快適になります。

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手順3:トレンド転換の兆しが見えたら一括決済

日足トレンド転換の兆しが見えたら、ポジションを一括決済します。

判断基準は、日足チャートでトレンド転換プライスアクション(ピンバー・スパイク・リバーサル)が2日から3日以上連続しているかどうかですね。

日足トレンド転換は3日以上かかることが多いため、4時間足以下のチャートはあまり参考にしない方がいいです。

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逆張りナンピントレード(レンジ相場のみ)

レンジ相場では逆張りナンピントレードがおすすめ。ピラミッディングトレードと比べると収益性・リスクリワードは劣りますが、ボラティリティの高い銘柄なら大きな利益を狙えます。

手順1:日足EMAが横ばい+オーバーシュートのチャートを探す

まずは日足チャートでレンジ相場+オーバーシュートを探しましょう。

レンジ相場オーバーシュート後は、大きなリバウンドが生じやすく利幅を稼ぎやすいからです。

逆に他のタイミングだと値動きを予測しにくいので、下手にエントリーしない方がいいです。

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手順2:4時間足トレンド転換で逆張りリミット注文をおく

日足でオーバーシュートを確認したら、4時間足チャートに切り替えます。日足チャートだと情報の更新が遅く、エントリーが間に合わないからです。

4時間足チャートでトレンド転換プライスアクション(ピンバー・スパイク・リバーサル)が3本から5本以上形成されたら、エントリーの準備をします。

ポジションの置き方は、逆張りリミット注文を3段。グリッド間隔は500pipsから1000pipsを目安にします。

ナンピンは含み損が大きくなりやすいです。取引口座のレバレッジが低い(100倍から200倍)場合は、運用ロットを小さくしたり、グリッド間隔を広めにして、証拠金維持率が圧迫されないようにしましょう。

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手順3:含み益が出たらリミット注文を追加する

リバウンドが発生して含み益がでているなら、4段目・5段目以降のポジションを増やしていきます。

この時には4時間足10EMAがしっかりと傾いているはずなので、リミット注文を10EMA付近に置いて押し目買い・戻し売りエントリーを自動化します。

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手順4:リバウンドが落ち着いたら一括決済

リバウンドの勢いが落ち着いたら、ポジションを一括決済しましょう。

おすすめ決済タイミングは、4時間足チャートのトレンド転換。具体的にはトレンド転換プライスアクション(ピンバー・スパイク・リバーサル)が3本から5本以上形成されているときですね。

オーバーシュート+リバウンドの後は日足チャートの値動きを予測しにくいので、しばらく様子を見ます。

またオーバーシュートが発生したら逆張りナンピン、日足トレンドが形成されたらピラミッディングトレードに切り替えましょう。

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裁量トレードの損益目安

スイング軸でナンピン・ピラミッディングをしたときの損益目安はこちら。

トレード手法(損益pipsは1段目から)損益の目安(1.0ロット*段数)
早めのナンピン損切り3段(-1000pips)-1,000ドル
遅めのナンピン損切り3段(-2000pips)-3,000ドル
レンジの半分まで逆張りナンピン5段(+2000pips)+10,000ドル
レンジの天井から底まで逆張りナンピン5段(+4000pips)+20,000ドル
短期トレンドでピラミッディング5段(+4000pips)+20,000ドル
長期トレンドでピラミッディング10段(+10000pips)+100,000ドル

スイングトレードではトレンド転換からナンピン3段で様子を見るため、損切りは1,000ドルから3,000ドルと控えめです。

そしてトレンドが固まってからポジションを増やしていくため(ピラミッディング)、うまくトレンドに乗っかれば10,000ドル以上の利益を狙うこともできます。

あるいはゴールド/XAUUSDで10000pips以上の特大トレンドに乗っかれば、ピラミッディングの段数次第で100,000ドル(1,500万円相当)の利益を狙うこともできます。

以下の画像は筆者がTradeview cTrader デモ口座でトレードした時の有効証拠金グラフです。2023年11月から2024年2月までで、10,000ユーロを100,000ユーロに増やすことに成功しています。

日足EMA・プライスアクションを駆使しても、価格予想を外すことはよくあります。

それでも損失1,000ドルから3,000ドル、収益5,000ドルから10,000ドルとなるようリスクリワードの高いトレード手法を続けていれば、資金は右肩上がりで増えていきます。

逆張りナンピン・ピラミッディングはどちらもリスクリワードの高いトレード手法です。海外FX初心者は優先的に体得しましょう。

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裁量トレードのおすすめ運用口座

裁量トレードが初めてなら、XM スタンダード口座がおすすめ。3種ボーナスで資金10万円を17万円ほどに増やせます。レバレッジも1000倍と非常に高く、ややハイリスクなトレードをしてもロスカットされにくいです。

中級者はAXIORY ナノ口座がおすすめ。取引コストが低く、高性能プラットフォーム「cTrader」に対応しています。ただしゴールドの銘柄レバレッジは100倍と低めです。

上級者はTradeview cTrader口座がおすすめ。取引コストが非常に低く、A-bookブローカーなのでマイナススリッページも生じにくいです。もちろんcTraderにも対応しています。

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海外FXの稼ぎ方

海外FXの稼ぎ方は運用額とリスクで反比例させます。資金額が少ないならハイリスクなトレード手法を、資金額が多いならローリスクなトレード手法を採用しましょう。

資金100万円以下なら裁量スイングトレードがおすすめ。トレンド相場ではピラミッディング、レンジ相場ではナンピンと使い分けることで常に期待値の高いトレードができます。

資金100万円から300万円ならEA自動売買がおすすめ。VPS(仮想専用サーバー)を契約する必要はありますが、エントリーと決済を自動化できるためチャートを見る時間を大幅に節約できます。

ただEA界隈は詐欺やぼったくりが非常に多いです。まずは無料EAから使いましょう。

資金300万円から1,000万円以上ならスワップアービトラージがおすすめ。両建てポジションを保有したまま放置するだけで、1日1.0pips前後のスワップを稼ぎ続けることができます。

多額の資金は必要ですが、VPSは不要ですし裁量トレードやEA自動売買よりリスクリワードに優れているため、FX上級者が好んで利用しています。

利用する海外FXブローカーはXMAXIORYTradeviewの3つがおすすめ。どれも老舗のブローカーで資金面に余裕があるため、出金拒否・利益没収のリスクが低いです。

その上でナンピン・マーチンゲールEAを運用するならXM KIWAMI口座、裁量トレードをするならTradeview cTrader口座などトレード手法に合った口座タイプを選びましょう。

時間に余裕のある専業トレーダーなら、レイテンシーアービトラージやバッドティック逆張りなどもっと期待値の高いトレード手法を採用してもいいでしょう。

ただしこれらは出金拒否・利益没収・口座凍結のリスクが高いため安定して稼ぐのは難しいです。

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