この記事では海外FXキャッシュバックサイト「Money Charger(マネーチャージャー/マネチャ)」の使い方を解説していきます。
キャッシュバックサイト簡易比較表
海外FXキャッシュバックサイトの代表はTariTali、FXRoyalCashBack、Money Chargerの3つです。
簡易比較表はこちら。
TariTali | FXRoyalCashBack | Money Charger | |
---|---|---|---|
対応ブローカー | Axi AXIORY Doo Prime EBC FINANCIAL GROUP Exness FXDD FXGT FxPro FXTRADING HFM IC Markets Global MYFX Markets TTCM(TradersTrust) Tradeview TitanFX ThreeTrader Vantage Trading VT markets XM(XMTRADING) | AXIORY Exness FocusMarkets FBS FXPro FXGT HFM iFCMarkets TTCM(TradersTrust) MyfxMarkets ThreeTrader TitanFX Tradeview Vantage Trading XM | Axi AXIORY BingX Exness FXGT HFM JadeFOREX Monaxa ThreeTrader TitanFX VT markets |
対応ブローカー(日本市場のみ) | BigBoss milton markets Land Prime IS6FX | BigBoss milton markets Land Prime | IS6FX |
対応プロップファーム | Fintokei TradingCult | ||
出金方法 | 国内銀行振込 USDT(TRX) SticPay bitwallet 海外銀行振込 | 国内銀行振込 | 国内銀行振込 USDT(ERC20)出金 Exness口座への直接出金 |
キャッシュバックを初めて利用するなら、対応業者の多いTariTaliが無難です。ただTariTaliも一部のブローカーに対応していないことがあるので、その場合はFXRoyalCashBack、Money Chargerを利用します。
キャッシュバックサイトは定期的にお得なキャンペーンを実施するので、3社とも登録しておくといいでしょう。


Money Chargerの基礎知識
その1:高頻度売買と相性がいい(キャッシュバックをたくさん稼げるため)
Money Chargerのようなキャッシュバックサイトは取引回数・運用ロットが多ければ多いほど、多額のキャッシュバックを稼げます。
特に高頻度売買EAと相性が良いです。具体的にはレイテンシーアービトラージ(EAでなくソフトウェア)、超高速売買EA、バッドティック逆張りEA、グリッド幅の狭いナンピン・マーチン・グリッドEAなどですね。
特にDark VenusなどはMQL5アカウントを持っていれば無料で利用できるので、EA初心者の運用におすすめです。


マーチンゲールEAは破綻リスクが高いので、1日だけの動作確認用として運用しましょう。それ以降はスキャ/高頻度/超高速売買EAをメインにした方がいいです。

高頻度EA・超高速売買EAはクラックサイトで無料ダウンロードできます。

その2:無料配布EA(IB口座縛りEA)とは相性が悪い
キャッシュバックサイトの仕組みは、キャッシュバックサイトのアフィリエイトリンク経由で海外FX口座を開設し、その一部分をトレーダーに還元するというもの。
キャッシュバック口座は海外FXのアフィリエイト口座(IB口座)と紐付けされているため、IB口座縛りの無料配布EAは利用できません。
キャッシュバック口座でEAを使うなら、IBによる口座縛りのないものを選びましょう。具体的にはMQL5の無料EA、あるいはクラックEAなどがおすすめです。


その3:海外FXブローカーの入金ボーナスがもらえないことも
キャッシュバックサイト経由で開設した口座は、海外FXのボーナスの対象外になることがあります。代表例はXMの入金ボーナスですね。

これは入金ボーナスとキャッシュバックを併用したアービトラージ取引を防ぐためです。この手のアービトラージ取引を野放しにすると、ブローカー側の資金枯渇リスクが高くなるからです。
XM以外でもキャッシュバックサイト経由の口座はボーナスの対象外となることがあります。ボーナスを利用する前には、ボーナスの利用条件をしっかり確認しておきましょう。
Money Chargerの使い方・登録方法
手順1:Money Chargerでアカウント登録する
まずはMoney Chargerのユーザ登録ページでアカウント登録をしましょう。

手順2:キャッシュバック口座を開設する
次はMoney Chargerでキャッシュバック口座を開設します。
口座開設はMoney Charger 会員ページの「ダッシュボード(トップページ)→対応業者一覧」で行えます。

キャッシュバック口座はExness プロ口座がおすすめ。注文方式にインスタントエクゼキューションを採用しており、超高速売買や高頻度EAと相性が良いです。
Exnessのキャッシュバック仕様はこちら。


手順3:口座登録手続きをする
キャッシュバックサイト経由で海外FX口座を開設したら、Money Charger会員ページ「口座登録」から口座登録手続きをします。

Money Charger運営側が海外FXブローカーにIB口座の確認をとります。口座が承認されたらキャッシュバック口座の登録は完了です。取引をするごとにキャッシュバックを獲得できるようになります。
手順4:キャッシュバックの振込先を登録する
キャッシュバック口座の認証手続きが終わったら、キャッシュバック出金先を登録しましょう。
出金先の登録は、Money Charger会員ページ「アカウント情報」で行えます。

出金方法は以下の3つ。
- 銀行振込出金
- USDT(ERC20)出金
- Exness口座への直接出金
マネチャ(Money Charger) 出金手順はこちら。

おすすめは楽天銀行や住信SBIネット銀行などのネット銀行ですね。逆に大手ブランドの銀行だと出金先を疑われたり、煩雑な確認手続きを求められたりする可能性が高くなります。
楽天銀行 公式サイトはこちら。

住信SBIネット銀行 公式サイトはこちら。

手順5:キャッシュバックを出金する
キャッシュバックがある程度たまったら、Money Chargerで出金手続きをします。
出金申請はMoney Charger会員ページ「出金情報」から行えます。

マネチャ(Money Charger) 出金手順はこちら。

キャッシュバックサイトは海外FXブローカーのようにアービトラージ取引で資金を大量に抜かれることもないため、出金拒否・利益没収のリスクは低いです。
それでも万が一に備えてキャッシュバックが10万円以上になったら出金することをおすすめします。
キャッシュバック口座は「Exness プロ口座」がおすすめ
キャッシュバックで効率よく稼ぐなら、キャッシュバック口座はExness プロ口座がおすすめ。注文方式にインスタントエクゼキューションを採用しており、超高速売買や高頻度EAと相性が良いです。
Exnessのキャッシュバック仕様はこちら。

海外FXの注文方式にはインスタントエクゼキューションとマーケットエグゼキューションの2種類があります。
インスタントエクゼキューションは約定速度が早いですが採用している海外FXブローカーは少ないです。一方マーケットエグゼキューションは約定速度が遅めですが、ほとんどの海外FXブローカーで採用されています。
Exnessのプロ口座だけは注文方式にインスタントエクゼキューションを採用しているため、超高速売買EAや高頻度売買EAを運用しても、約定遅延・スリッページが発生しにくくなり、利益を出しやすくなります。
ただし超高速売買で利益を出すとなると、MT4/MT5の約定速度の遅さがネックとなります。FIX APIや他の外部ソフトウェアを使うなど約定速度を早める工夫をしましょう。
実際にChisikiさん(@Chisiki1)がExness プロ口座+超高速売買+キャッシュバックで大きな利益を出すことに成功しています。キャッシュバックで大きく稼ぎたいなら、彼の取引手法を参考にしましょう。
海外FXキャッシュバックの稼ぎ方
その1:高頻度EAを運用する
キャッシュバックで効率よく稼ぎたいなら、まずは高頻度売買EAから使いましょう。取引回数が多ければ多いほど、多額のキャッシュバックを稼げます。
高頻度EAは高価なものが多いので、EAクラックサイトを活用しましょう。MQL5の有料EAが無料でダウンロードできます。

クラックサイトは「ForexCracked」がおすすめ。ファイルの拡張子がzipなので、WindowsOSのデフォルト解凍ソフトで解凍できます。

2番目の「FXProSystems」はファイルの拡張子がrarなので、専用の解凍ソフトをダウンロードする必要があります。

rar対応の解凍ソフトは、窓の社(やしろ)で無料ダウンロードできます。
3つ目の「not and or」は中華ドメインのクラックサイトです。ダウンロードできるEAの種類が非常に多いのですが、現在はメタトレーダー側で対策されており、最新ビルドのMT4では稼働できないことがあります。

クラックサイトの収益源は海外FXアフィリエイト(IB)です。ただ広告量が非常に多いので、VPS内部のウェブブラウザでも「uBlock Origin」などのアドブロッカーをインストールしておきましょう。

お目当てのEAが見つからない場合は、自分でEAを作るという手もあります。
EA作成ツールはGogoJungleの「EAつくーる」が代表的です。ただ価格は29,800円と高めです。
無料でEAを作りたいなら「Online Forex Expert Advisor Generator」もおすすめ。ただトレードロジックなどの選択肢が少なめで、実践的なEAは作れないです。
あるいはForexFactoryのスレッドでも無料EA生成ソフトが公開されています。

裁量トレードなどでTradingViewを契約しているなら、その自動売買をMT5口座と同期することもできます。

プラットフォーム間で取引を同期するなら「TradeAdapter」が便利です。
その2:レイテンシーアービトラージを併用する
多額のキャッシュバックを稼ぐなら、レイテンシーアービトラージも有効です。
レイテンシーアービトラージの利幅は1.0pips前後ですが、海外FXの取引コストも1.0pips前後なので、そのまま運用すると赤字になります。キャッシュバックで取引コストを節約しましょう。
この手法の優れたところは、ブローカー側からは損失を出しているように見えること。レイテンシー取引で利益を出していると出金拒否・利益没収・口座凍結リスクが高くなりますが、損しているだけなら見逃してもらえる可能性が高いです。
かつてはclamさん(@fx_is_my_life)やももんがさん(@v0w0vv0w0v)がレイテンシーアービトラージとキャッシュバックの組み合わせで1,000万円近く荒稼ぎしていたこともありました。
レイテンシー取引ではMT4/MT5ではなくFIX APIや専用ソフトウェアを使います。MT4/MT5では約定速度が遅すぎてレイテンシー取引に間に合わないからです。
レイテンシー取引のツールは「HFT Arbitrage Platform」がおすすめ。

有名ツールなためかクラック版も存在します。購入費用を抑えたいなら無料で使えるか試してみましょう。

レイテンシーアービトラージの概要については、こちらの記事が参考になります。著者の海外FX調査兵団さん(@wwfxinfo_tw)もレイテンシー取引で荒稼ぎしていたため説得力があります。
具体的なやり方については、ももんがさんのnoteも参考になります。ももんがさんもレイテンシー取引で10億近く稼いでいるため説得力があります。(現在はオンラインサロンが収益源と思われる)

ももんがさんはオンラインサロン「ちゃっち倶楽部」の利害関係者なので、サロン勧誘のポジショントークもたまに入ります。(月額15,800円でメンバー300人なら月470万円の売り上げ)
レイテンシー取引では、レート配信の遅いブローカーを見つけることが重要となります。レート配信速度を計測するソフト(EA)は以下のページで無料ダウンロードできます。
レイテンシー取引向けの計測ツールは以下のnoteでもダウンロードできます。販売価格は10,000円ですが、リツイートすれば無料ダウンロードできます。

レイテンシーアービトラージはブローカー側の資金枯渇の原因となることから、口座凍結・利益没収・出金拒否リスクが非常に高いです。出金トラブル時に業者との交渉力も求められることからFX上級者向けです。
大手・中堅の海外FXブローカーや国内FX業者が二度と使えなくなるのは大きな損失なので、最初のうちはマイナー海外FXブローカーで練習しましょう。
その3:朝スキャEAを運用する
キャッシュバックで稼ぐなら、朝スキャも候補に入ります。資金10万円/5.0ロットなどで何度も取引するため、取引回数によっては1ヶ月で数万円稼ぐことも可能です。
朝スキャとは、取引量の少ない日本時間3時から6時を狙って、オーバーシュート・バッドティック直後に逆張りする手法のこと。海外では夜の時間帯になるため夜スキャとも呼ばれます。

上記noteによると、ポジション保有期間は1分前後で、利幅は5pips前後。2.0ロットから5.0ロット以上の取引を繰り返すことで、4ヶ月で400万円の利益を出すことに成功しています。
noteの価格は49,800円と高額です。無料で試してみたいなら、クラックサイトでバックテストの良さそうな朝スキャEAを無料ダウンロードしましょう。

無料の朝スキャEAなら「Pirate One EA」がおすすめ。バックテストの成績がかなり優秀で、コメント欄での評価も高めです。

朝スキャEAのデメリットは、取引環境がシビアなこと。取引コストが高すぎたり、VDPの影響でマイナススリッページが広がったり、ブローカー・サーバーの約定速度が遅かったりすると赤字になってしまいます。
その4:キャッシュバックアービトラージを行う
キャッシュバックだけで確実に稼ぎたいなら、キャッシュバックアービトラージもおすすめ。キャッシュバックが取引コストを上回っている銘柄を見つけ、その銘柄でキャッシュバックEAを運用するだけです。
キャッシュバックEAは超高速売買・高頻度売買をしてもB-bookブローカーから利益が出せているように見えないため、口座凍結・出金拒否・利益没収などのリスクが低いです。
キャッシュバックEAは以下のnoteで無料ダウンロードできます。

上記ソースコードはドル円15分足をベースにしています。他の銘柄から運用する場合は、収支が0前後になるようパラメーターを調整しましょう。
キャッシュバックアービトラージをするなら、ブローカーの取引コストを正確に把握しておく必要があります。この場合の取引コストとはスプレッド+取引手数料+マイナススリッページのことです。
スリッページの計測には以下のツールを使いましょう。定価1万円ですが、noteをリツイートすることで無料ダウンロードできるようになります。

ただキャッシュバックアービトラージ自体はトレードで利益を出せないため期待値は低いです。高頻度EAを回せる取引環境があるなら、レイテンシーアービトラージや超高速売買をしたほうがいいです。
キャッシュバック初心者がお試しでキャッシュバックEAを使うぐらいならいいですが、本格的に稼いでいきたいならもっと期待値の高いトレードロジックを採用しましょう。