この記事ではThreeTrader(スリートレーダー・スリトレ)のレビュー・基礎知識・おすすめ運用方法を解説していきます。
ThreeTraderの詳細スペックは、ThreeTrader「トップページ」で確認できます。
ThreeTraderのスペック概要
ThreeTraderのスペック概要はこちら。(ThreeTrader「トップページ」で確認可能)
提供ボーナス・プロモーション | なし |
---|---|
対応プラットフォーム | MT4、MT5 |
レバレッジルール | 最大1000倍(有効証拠金5,000ドルまで) |
口座タイプ | Rawゼロ、Pureスプレッド |
取引手数料 | Rawゼロ口座:往復4ドル/ロット |
最大口座開設数 | リアル口座:無制限 デモ口座:5口座まで |
入金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、bitwallet、仮想通貨(Tether)、Peska |
入金手数料 | 無料 |
出金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、bitwallet、仮想通貨(Tether)、Peska |
出金手数料 | 無料 |
資金移動時の為替手数料 | 調査中 |
ストップアウト・マージンコール | ストップアウト:20% マージンコール:80% |
スプレッド | EURUSD:0.47pips USDJPY:0.47pips XAUUSD:1.67pips |
ストップレベル | 0.0pips |
スワップフリー | なし |
ロット仕様・最小/最大ロット | 1ロット:100,000通貨 最小ロット:0.01ロット 最大ロット:80ロット |
金融ライセンス | バヌアツ(VFSC) |
口座休眠/凍結ルール・口座維持手数料 | 口座休眠:一定期間放置 口座凍結:なし 口座維持手数料:なし |
ThreeTraderの一言レビュー
ThreeTraderの最大の特徴は、取引手数料が1ロット往復4ドルと非常に低いこと。取引コストが低ければ低いほど、稼げるトレードロジックの幅が広がります。
この手の低コスト口座はスキャEAと相性が良いです。スキャEAは市販で買うと高額なので、クラックサイトで無料ダウンロードしましょう。

2つ目の特徴はレバレッジ1000倍を提供していること。ただしレバレッジ1000倍取引ができるのは有効証拠金5,000ドルまでで、5,000ドル以上になるとレバレッジ500倍に制限されます。
もっと高い金額でレバレッジ1000倍取引したいならXMの方がおすすめ。こちらは有効証拠金40,000ドルまでレバレッジ1000倍で取引できます。

ThreeTraderの基礎知識
ThreeTraderのボーナス
2025年2月現在、ThreeTraderはボーナスを提供していません。その代わりにプレゼント企画を不定期で実施しています。
ボーナスを利用したいなら、他の海外FXブローカーを利用しましょう。
おすすめはXMの3種ボーナス。10万円入金すれば証拠金を17万円に増やせるため、FX初心者のトレードの練習台にぴったりです。

他のボーナスについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

ThreeTraderの対応プラットフォーム
ThreeTraderの対応プラットフォームはこちら。
利用するFXプラットフォームについては、EA自動売買がメインならMT4、裁量トレードがメインならMT5がおすすめ。MT4は流通しているEAの種類が多く、MT5はメタトレーダーの最新版だからです。
ThreeTraderは高性能FXプラットフォーム「cTrader」には対応していません。cTraderを使いたいならAXIORY・Tradeviewなど他のブローカーを使いましょう。


ThreeTraderのレバレッジ
ThreeTraderのレバレッジルールはこちら。
取引銘柄 | 有効証拠金 5,000ドル未満 | 有効証拠金 5,000ドル以上 | 週末前・祝祭日の 閉場30分前 |
---|---|---|---|
FX(メジャー・マイナー) | 1000倍 | 500倍 | 変更なし |
FX(エキゾチック) | 100倍 | 全エキゾチック通貨ペア100倍 HUF 50倍 | 変更なし |
貴金属(ゴールド) | 1000倍 | 500倍 | 100倍 |
貴金属(シルバー・プラチナ) | 200倍 | 100倍 | 100倍 |
原油 | 200倍 | 100倍 | 20倍 |
株価指数 | 200倍 | 100倍 | 100倍 |
仮想通貨 | 20倍 | 20倍 | 変更なし |
2025年2月現在、ThreeTraderは最大レバレッジ1000倍を提供しています。ただしレバレッジ1000倍で取引できるのは有効証拠金5,000ドルまでで、それ以降は500倍に限定されます。
またレバレッジ1000倍取引ができるのはFXメジャー/マイナー通貨ペア・ゴールドだけで、それ以外の貴金属・原油・株価指数は200倍、仮想通貨は20倍と低めになります。
もう一つ注意点として、ゴールドは週末・祝祭日の閉場30分前にレバレッジが100倍に制限されます。月曜日早朝の窓埋めトレードに備えてリミット注文を設置する場合、証拠金維持率が圧迫されないよう気をつけましょう。

ThreeTraderの口座タイプ・取引手数料
ThreeTraderの口座タイプ比較はこちら。
口座タイプ | Rawゼロ口座 | Pureスプレッド口座 |
---|---|---|
基本通貨 | JPY・USD | JPY・USD |
取扱銘柄 | 為替・貴金属・原油・インデックス・仮想通貨 | 為替・貴金属・原油・インデックス・仮想通貨 |
1ロット | 10万通貨 | 10万通貨 |
レバレッジ | 最大1,000倍 | 最大1,000倍 |
スプレッド | 0pips~ | 0.5 pips~ |
取引手数料 | 往復4ドル/ロット | 無料 |
最低入金額 | 1,000ドルもしくは100,000円 | 100ドルもしくは10,000円 |
最大ロット | 80ロット | 80ロット |
最小ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
取引ツール | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
口座タイプについては、Rawゼロ口座がおすすめ。取引手数料が1ロット往復4ドルと非常に低く、トータルの取引コストもPureスプレッド口座より低いです。
それ以外のスペックについてもRawゼロ口座とPureスプレッド口座では大きな違いはありません。基本的には取引コストの低いRawゼロ口座を優先して使いましょう。
ThreeTraderの最大口座開設数
ThreeTraderの最大口座開設数に上限はありません。ただしデモ口座は5つまでとなっています。
ThreeTraderでは、追加口座の開設数に上限はありません。 Rawゼロ口座・Pureスプレッド口座の2種類の口座タイプどちらも、好きな条件でいくつでも開設することができます。
引用元
ThreeTraderではリアル口座をたくさん作れるため、EAのリアルフォワードテストに向いています。
ただThreeTraderではデモ口座は5つまでしか作れません。デモ口座でEAのフォワードテストをしたいならAXIORY・Tradeviewの方がおすすめ。どちらもデモ口座を無制限に開設できます。


ThreeTraderの入金方法・入金手数料
ThreeTraderの入金方法・入金手数料はこちら。
入金方法 | 処理時間 | 最低入金額 | 手数料 | 対応通貨 |
---|---|---|---|---|
国内銀行振込 | 20 分 | 1,000 JPY | 0 | JPY |
国際送金 | 1-3 営業日 | 100 USD | 0 | USD |
bitwallet | 即時反映 | 100 USD または 10,000 JPY | 0 | USD, JPY |
Tether | 即時反映 | 100 USDT | 0 | TRC20 / ERC20 |
Peska | 即時反映 | 100 USD または 10,000 JPY | 0 | USD, JPY |
ThreeTraderの入金方法は、国内銀行送金がbitwalletがおすすめ。どちらも送金手数料を安く抑えられます。またThreeTraderではbitwalletによる利益出金にも対応しています。
Bitwalletのみを使って入金した場合、利益もBitwalletを使って出金可能。(原則として、入金履歴があるものであれば利益の出金は可能)
引用元

ただしbitwalletでは銀行送金の出金上限が50万円と低めで、出金ごとに800円ほどの手数料がかかります。基本的には送金手数料の低い国内銀行送金を優先させましょう。
国際送金(海外銀行送金)は、受取側の銀行で数千円の受け取り手数料・リフティングチャージがかかることがあります。トータルの送金手数料が高くつくため、基本的に使うメリットはありません。
ThreeTraderは仮想通貨「Tether」による送金も可能です。ただ仮想通貨送金は送金先を間違えると資金を失うリスクがあるので、最初の1回は小額で送金テストをしておきましょう。
Pestaは最近新しくできた海外FX向けの送金サービスです。ただ送金サービスは安全性・信頼性が第一です。万が一の送金トラブルに備えて、老舗のbitwalletを優先的に使いましょう。
ThreeTraderの出金方法・出金手数料
ThreeTraderの出金方法・出金手数料はこちら。
出金方法 | 処理時間 | 最低出金額 | 手数料 | 対応通貨 |
---|---|---|---|---|
国内銀行振込 | 1-3 営業日 | 100 USD または 10,000 JPY | 0 | JPY |
国際送金 | 1-3 営業日 | 100 USD | 0 | USD |
bitwallet | 1-3 営業日 | 100 USD または 10,000 JPY | 0 | USD, JPY |
Tether | 1-3 営業日 | 100 USDT | 0 | TRC20 / ERC20 |
Peska | 1-3 営業日 | 100 USD または 10,000 JPY | 0 | USD, JPY |
ThreeTraderではどの出金方法でも出金手数料はゼロとなっています。
ThreeTraderの出金方法は、国内銀行送金・bitwalletがおすすめ。どちらも出金手数料を低く抑えられます。そしてbitwalletは利益出金にも対応しています。
Bitwalletのみを使って入金した場合、利益もBitwalletを使って出金可能。(原則として、入金履歴があるものであれば利益の出金は可能)
引用元

ただしbitwalletでは銀行送金の出金上限が50万円と低めで、出金ごとに800円ほどの手数料がかかります。基本的には送金手数料の低い国内銀行送金を優先させましょう。
国際送金(海外銀行送金)は、受取側の銀行で数千円の受け取り手数料・リフティングチャージがかかることがあります。トータルの送金手数料が高くつくため、基本的に使うメリットはありません。
ThreeTraderは仮想通貨「Tether」による送金も可能です。ただ仮想通貨送金は送金先を間違えると資金を失うリスクがあるので、最初の1回は小額で送金テストをしておきましょう。
Pestaは最近新しくできた海外FX向けの送金サービスです。ただ送金サービスは安全性・信頼性が第一です。万が一の送金トラブルに備えて、老舗のbitwalletを優先的に使いましょう。
ThreeTraderの資金移動時の為替手数料
調査中
資金移動時の為替手数料を安く抑えたいならTradeviewがおすすめ。基本通貨の異なる口座間で資金移動しても為替手数料は無料です。(ドル口座→円口座への資金移動など)

ThreeTraderのロスカット・ストップアウト
ThreeTraderのロスカット・ストップアウトはこちら。
ストップアウト | 20% |
---|---|
マージンコール | 80% |
ThreeTraderのストップアウトは20%とやや低めです。
ストップアウトとは、ロスカットが発動するときの証拠金維持率のこと。ThreeTraderでは証拠金維持率が20%を下回ると、保有中のポジションが強制的に決済されます。
またThreeTraderのマージンコールは80%です。
マージンコールとは証拠金維持率が一定以下になったときに表示される警告のこと。国内FX業者だと新規取引を制限されますが、海外FX業者だと単なる警告だけです。
メタトレーダー(MT4/MT5)でマージンコールが発生した場合、取引画面の一部が赤く変化します。


ThreeTraderのスプレッド
ThreeTraderのスプレッドはこちら。
取引銘柄 | Pure Spread口座 | Raw Zero口座 |
---|---|---|
USDJPY | 0.59pips | 0.47pips(0.07pips) |
EURJPY | 0.71pips | 0.61pips(0.21pips) |
GBPJPY | 1.14pips | 1.04pips(0.64pips) |
AUDJPY | 0.93pips | 0.77pips(0.37pips) |
NZDJPY | 1.07pips | 0.95pips(0.55pips) |
EURUSD | 0.59pips | 0.47pips(0.07pips) |
GBPUSD | 0.74pips | 0.66pips(0.26pips) |
AUDNZD | 1.36pips | 1.16pips(0.76pips) |
XAUUSD | 1.63pips | 1.67pips(1.27pips) |
取引コストを最小限に抑えたいなら、Rawゼロ口座を優先的に使いましょう。トータルの取引コストをPureスプレッド口座よりも0.1-0.2pipsほど低く抑えられます。
もっと取引コストを節約したいならTradeview ILC口座もおすすめ。A-BookブローカーなのでVDPやマイナススリッページが発生しにくく、スキャEAで利益を出しやすくなります。

ThreeTraderのストップレベル
ThreeTraderのストップレベルは0.0pipsです。
ThreeTrader(スリートレーダー)ではストップレベルを設定していません。
引用元
ストップレベルとは、予約注文の値幅制限のこと。例えばストップレベルが5.0pipsなら、現在価格から上下5.0pips以下のところにリミット注文・ストップ注文を設置できなくなります。
ほとんどの海外FXブローカーではストップレベルは0になっていますが、スキャEA対策をしているブローカーだとストップレベルが設定されていることがあります。
ストップレベルが0だとSL/TP1.0pips以下のスキャEAで利益を出しやすくなります。スキャEA・超高速売買・裁量スキャルピングトレードをするなら、ストップレベルゼロのブローカーを使いましょう。
ThreeTraderのスワップポイント
ThreeTraderのスワップポイントはこちら。
銘柄 | 買スワップ | 売スワップ |
---|---|---|
🇺🇸USDJPY🇯🇵 (米ドル/円) | 11 | -25.67 |
1,100円 | -2,567円 | |
🇪🇺EURUSD🇺🇸 (ユーロ/米ドル) | -6.21 | 2.28 |
-967円 | 355円 | |
🇬🇧GBPUSD🇺🇸 (ポンド/米ドル) | -1.98 | -3.2 |
-309円 | -498円 | |
🇦🇺AUDUSD🇺🇸 (豪ドル/米ドル) | -2.16 | -1.18 |
-337円 | -184円 | |
🇳🇿NZDUSD🇺🇸 (NZドル/米ドル) | -1.76 | -1.01 |
-274円 | -158円 | |
🇺🇸USDCAD🇨🇦 (米ドル/加ドル) | 1.8 | -7.8 |
190円 | -822円 | |
🇺🇸USDCHF🇨🇭 (米ドル/フラン) | 5.89 | -12.2 |
1,001円 | -2,072円 |
ThreeTraderはプラススワップポイントを提供しています。XM KIWAMI口座などのスワップフリー口座と組み合わせることで、スワップアービトラージでスワップ収益を稼ぐことができます。


ThreeTraderはレバレッジ1000倍を提供していますが、それは有効証拠金は5,000ドルまでです。5,000ドル以降はレバレッジ500倍に制限されるので、大きなロットを保有するときは証拠金維持率に気をつけましょう。
ThreeTraderのスワップフリー
ThreeTraderはスワップフリーを提供していません。
スワップフリー口座ならXM KIWAMI口座がおすすめ。スワップフリーを無期限で提供しているため、スワップアービトラージの入門に適しています。(他のブローカーだとスワップフリーに日数制限がある)


ThreeTraderのロット仕様・最小/最大ロット
ThreeTraderのロット仕様・最小/最大ロットはこちら。
1ロット通貨量 | 100,000通貨 |
---|---|
最小ロット | 0.01ロット |
最大ロット | 80ロット |
ThreeTraderの1ロットは100,000通貨で、海外FXブローカーの中では標準的な通貨量です。セント口座などは提供していないため、1ロット=100,000通貨で固定となります。
セント口座で取引したいならXM マイクロ口座がおすすめ。1ロット=1,000通貨なので、10通貨・100通貨など非常に小さい通貨量で取引できます。スキャEAのリアルフォワード検証に最適です。

ThreeTraderの最小ロットは0.01ロットです。Tradeview ILC口座のように最小0.1ロットではないため、マーチンゲールEAも問題なく運用できます。


ThreeTraderの最大ロットは80ロットです。海外FXの最大ロットは50ロットから100ロットがボリュームゾーンなので、ThreeTraderの最大80ロットは標準的な方です。
ThreeTraderの金融ライセンス
ThreeTraderの金融ライセンスは、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)によって認可されています。
ThreeTraderは金融ライセンスを保有していますか? ThreeTraderは、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)によって規制されており、ライセンス番号40430を保有しています。 このライセンスは、ThreeTraderが適切なリスク管理、顧客資産の保護、そして透明性の高い運営を行うことを義務付けています。
引用元
金融ライセンスは出金の安全性を必ずしも担保するものではありませんが、それでもライセンスを保有している海外FXブローカーの方が出金トラブルになるリスクは低いです。
ThreeTraderの口座休眠/凍結ルール・口座維持手数料
ThreeTraderでは口座残高ゼロのまま放置していると、口座が休眠状態になります。他のブローカーと違って口座残高がある状態で放置しても口座維持手数料を徴収されません。
口座休眠を解除するには、再入金をして口座を再アクティブ化する必要があります。
ThreeTraderは他のブローカーと比べて口座放置ペナルティが軽いです。リアル口座も無制限に開設できることから、リアル口座をたくさん作ってリアルフォワードデータを計測する使い方にも向いています。
ThreeTraderのおすすめ運用方法
ThreeTraderの運用方法は、裁量スイングトレードがおすすめ。レンジ相場ではナンピン、トレンド相場ではピラミッディングと使い分けることで、どんな相場でも常に期待値の高いトレードができます。

またThreeTraderは有効証拠金5,000ドルまでレバレッジ1000倍を提供しているため、運用ロットを増やしすぎても証拠金維持率が圧迫されにくくロスカットされにくいです。
含み損・必要証拠金が膨らみやすいナンピン・マーチン・グリッドEAを運用してもいいでしょう。

さらにThreeTraderは取引手数料が1ロット往復4ドルと非常に低いことから、スキャEAの運用にも向いています。スキャEAはクラックサイトで無料ダウンロードできます。
